一生懸命から一所懸命

一生懸命から一所懸命

 

芳村思風一語一会 vol.5001  2009年から始めたこのメルマガも 14年目になります。 同じ言葉を何度も紹介してきました。 同じ言葉でも その時の自分自身の状況で響き方が違います。 ぜひ続けて読んでください  順調なときには、何も感じなかった言葉が 問題にぶつかっているときには 「!」とくることがある  問題の答えではなく、 キッカケやヒントになることがある  今思えば、私自身、初めて講演会に参加したのは 苦しんで悩み抜いていたときでした  90分の講演では、ほんとんど意味がわからなかったのに 最後の15分くらいになったとき言葉が飛び込んできた。  「変わらなくてもいい 成長すればいい」  この言葉をブログで紹介したとき 「私は、違うと思う。納得できない・・・」 というコメントがあった。  説明がおかしいとか 納得できない ではないんです。  感じ方は、人によって違います。  同じ体験をしても そこから感じることは、みんな違う  体験は同じでも、経験として自分に残るものは 人それぞれで、いいも悪いもない  納得できなければ、スルーすればいい  一度の体験では、わからないこともある 正解はない 途中で変わってもいい  ちょっと極端な表現ですが 「哲学とは、答えを教えてくれるものではない。 自分で見つけた答えの根拠を問い続けるもの」 と食事の雑談とき、言われました  大切なことは、問い続けること   答えが見つからない人は、 今やっている仕事を一所懸命に取り組む時  一生懸命ではない ひと所に命を懸ける 一所懸命  ☆☆☆☆☆ 生きるとは ☆☆☆☆☆  人間において生きるとは、 ただ単に生き永らえる事ではない。 人間において生きるとは、 何のためにこの命を使うか、  この命をどう生かすかということである。  命を生かすとは、 何かに命をかけるということである。  だから生きるとは命をかけるという事だ。 命の最高のよろこびは、 命をかけても惜しくない程の対象と 出会うことにある。 その時こそ、 命は最も充実した生のよろこびを味わい、 激しくも美しく燃え上がるのである。  君は何に命をかけるか。 君は何のためになら死ぬことができるか。  この問いに答えることが、 生きるということであり、 この問いに答えることが、人生である  思風   やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・     ●芳村思風先生の勉強会 ・3月28日(火)四日市思風塾 18:00~20:00 ミッドランド経営 参加費:5,000円  ※お問い合わせ 思風庵哲学研究所。  


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界