解釈力を育てる 

解釈力を育てる 

芳村思風一語一会 vol.5435 
☆☆☆☆☆ 
解釈力を育てる 
☆☆☆☆☆ 
物事にはプラスもマイナスもない 
自分で「良い・悪い」を判断しているだけ 
長所も短所も同じ 
 
見方を変えてみる 
解釈を変えてみる 
 
子どもが、悩んでいる 
「ぼくは、何をやっても長続きしない 
卓球も、野球も、サッカーも、ピアノも 
お絵描きもなにをやっても続かない」 
 
母親が子どもに言った 
「すごいね~。 
いろんなことに挑戦したんだね。 
それだけ行動力があれば、だいじょうぶ。 
やってみないとわからないから 
どんどんやりたいことに挑戦したら 
きっと続けようと思わなくても 
夢中になれるものがみつかるよ」 
 
解釈によって 
あきっぽい性格が 
好奇心旺盛、行動力がある 
に変わる 
 
短所も長所に変わる 
 
同じ体験をしても、 
その体験からの気づきはみんな違う 
 
そのときは、失敗したと思っても 
年月が経って 
「あんなことがあったからこそ、今の自分がある」 
と解釈できるようになれば、 
失敗ではなくなる 
 
※「愛の子育て」(改訂版)より 
 
※同じことでも解釈の仕方で 
長所にもなり短所にもなる 
両義性と言います 
 
 
 
「愛の子育て」改訂版より 
 


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界