「矛盾を生きる」「不完全を生きる」

「矛盾を生きる」「不完全を生きる」

芳村思風一語一会 vol.4606

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「矛盾を生きる」「不完全を生きる」
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「人間において矛盾を活かした生き方」とは、どのような生き方なのか。
それは長所も短所も同じ価値を持つ大切な能力として認めて、
長所も短所も活かして生きるということです。

社会を生き抜くためには、長所を磨いて、人の役に立ち、
他人から一目置かれる能力を持った人間となり、自信を持つこと。
短所があることを自覚することで、
謙虚な心を忘れないことが原則です。

自信と謙虚さは、成功への人生を生きる一対の原理です。
考え方や価値観の違う人と共に生きることが、
矛盾を生きるための大切な実践です。

そのためには対立する考え方は、
自分の欠けたところを補うために存在する
という摂理の構造を理解していることが必要です。
そして物事には、プラス面とマイナス面があることを意識すること。
どんなにいいことでも、
それによって迷惑をかけ、
不利益になる人がいることに配慮する気持ちが大切です。
これを「不完全を生きる」といいます。

悪は現実社会の問題点を教え、善なる行為を引き出す現象です。
問題や悩みは、人間の潜在能力を引き出し、
成長させるために出てくると理解することが、
「矛盾を生きる、矛盾を活かす」生き方なのです。

この「矛盾を生きる、不完全を生きる」力が、
愛の力であり、実力として成長させていくことが、
人間らしく生きるということなのです                              
人間を愛するとはどういうことか。
愛は能力であり、実力として成長させること。

愛の 空間論的本質は「矛盾を生きる力」
愛の 時間論的本質は「不完全を生きる力」

※感性論哲学 育成講座より

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

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Source: 芳村思風 感性論哲学の世界