自分が思うようには愛してくれない

自分が思うようには愛してくれない

芳村思風一語一会 vol.5104 ☆☆☆☆☆☆ 自分が思うようには愛してくれない ☆☆☆☆☆☆  「誰も私のことをわかってくれない」 「愛してくれない」 って、思っていませんか。  でもそれは、 「自分が思っているようには・・」 ということじゃないかな。   人間の本質は理性ではなく、心です。  どんな人間でも自分の心を満たしてくれるものを求めています。 人は、誰もがみんな「認めてもらいたい」「わかってもらいたい」 「ほめてもらいたい」「愛されたい」と思っています。 「心が欲しい」のです。  自分の思うのと全く同じようには、他人は愛してくれません。 わかってくれません。  誰も「自分が思っているようには」認めてくれないし、わかってくれないし、愛してくれません。 誰もが皆、満たされない、孤独な気持ちを持っているのです。 自分だけが辛いのではありません。 よく見られたい、ほめられたいと、いつも人からの評価を気にしていませんか?  他人の評価ではなく自分自身が、まず自分を認めることから、すべては始まります。 自分にも短所はあるのだから、他人にも短所があって当たり前。  そう思えたとき「長所も短所も含めて、相手を受け入れることができる」ものです。 他人を受け入れることができたとき、他人も自分を受け入れてくれるものです。  他人は鏡。 相手がわかってくれないのは、自分が相手のことをわかっていない、 理解していないということもあります。 どれだけ相手のことを認め、愛し、肯定し、許すことができるか。  短所が、人間らしい心や謙虚さを作ってくれるのです。 だから短所は無くす必要はないのです。 短所を自覚し、少しでも出ないように努力をするだけでいいのです。  人は、自分のことを、自分の心をわかってくれたと思えたとき、 素晴らしい人間関係が作られていきます。   やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・    ●芳村思風先生の勉強会  ・7月19日(水)名古屋思風塾 18:00~20:00 WINCあいち 参加費:2,000円 ※ZOOM 参加も可  ※お問い合わせ 思風庵哲学研究所  


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界