「常識で考える」から「常識を考える」へ
芳村思風一語一会 vol.4949 ☆☆☆☆☆ 成長する ☆☆☆☆☆ 成長するためには、気づきが必要です。 変化をつくりだすためには問題を感じなければいけません。 問題を感じるのは感性です。 理性はあらゆるものを固定化し恒常不変なものを求めます。 感性は変化を求めます。 変化することは生きている証です。 変化しないことは死を意味します。 何代も続く和菓子の老舗は、変わらないから続いているのではなく、 少しずつ変化をしながら、時代にあった商品ではなく、 時代をつくる新しい商品を提案し続けてきたからこそ、続いているのです。 問題を感じなければ、変化はありません。 問題を感じるのは感性だから、激動の時代を生き抜くためには、 鋭敏な感性をつくる必要があるのです。 感性を活性化させるためには、何が必要なのか。 先入観や固定観念や常識を捨てる。 「常識で考える」から「常識を考える」ことです。 常に「ほんとうに、これでいいのか」と問い続けることなのです。 人間的な強い感性を磨くためには、 理性を手段能力に使って、理性で自分の本音や実感や感覚や感情を見つめること。 本音や実感を否定しないことです。 命から湧きあがる欲求を、人の役に立ち、 他人に迷惑をかけずに実現する方法を理性で考えることです。 自分らしさをつくる問題を感じる感性は、こうして育てるのです 「風の思い」より やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ ●芳村思風先生の勉強会 ・2月12日(日)大阪講演会 講師:芳村 思風 (協力 伊藤悟先生 前田なつみ先生) 13:30~16:30 講演会 会場::天満橋ドーンセンター 参加費:5,000円 ・2月19日(日)学士会館(神田) 80才・90才・100才の対話 思風先生+行徳先生 参加費:7,000円 ※鮫島様が1月にお亡くなりになられました 鮫島様を偲んで過去の動画の上映も予定しています 詳しくはホームページで ※お問い合わせ 思風庵哲学研究所。
Source: 芳村思風 感性論哲学の世界