どうすれば謙虚さがにじみ出てくるか
芳村思風一語一会 vol.6041
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どうすれば謙虚さがにじみ出てくるか
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本物の人間になるための第1番目の条件
「不完全性の自覚からにじみ出る謙虚さを持つ」
「不完全性の自覚」とはどういう意味か。
「自分は不完全だ」という自覚は、
人間だけが持つことができるもの。
神は完全。
動物は人間と同じように不完全。
しかし動物は完全なるものをイメージすることができない。
だから「自分は不完全だ」ということを自覚できない。
完全なるものを意識できるから、
人間は不完全であると自覚できる。
人間にしか持てないものが、この「不完全性の自覚」である。
頂点を極めながらもつまずいてしまう人は、
ほとんどがこの不完全性の自覚をなくして、
傲慢になってしまった人である。
たいせつなことは、不完全性の自覚からにじみ出る謙虚さ。
謙虚にしなければいけないと理性で考えている間は、
まだまだにじみ出る段階ではない。
謙虚さがにじみ出てくるようになるために必要なことは、
自分でも気づかないうちに
自分が罪を犯しているかもしれない
という意識を持つこと。
人間はひとりでは生きていけないので、
他人に迷惑をかけないで生きることはできない。
知らないうちに他人に迷惑をかけていることを知ること。
日本人は昔から
「人に迷惑はかけないようにすること」
と親から教えられてきた。
インドでは反対に
「知らず知らずに、人に迷惑をかけていることを忘れるな」
と教えるらしい。
どちらが正解かではない。
人間は不完全だから失敗しない人はいない。
罪を犯さない人もいない。
他人に迷惑をかけない人もいない。
善良な人間とは、罪を犯さない人間ではなく、
自分が、知らないうちに罪を犯していることを知ること。
気づかずに他人に迷惑をかけていることを意識できる人は、
謙虚にしようとする意識ではなく
謙虚さが心の底からにじみでてくるようになる
人間の格をつくり本物の人間になるためには、
意識的に謙虚にしようとするのではなく、
不完全性の自覚からにじみ出てくる謙虚さが必要。
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