「何回言ったら、わかるんだ」って  言ったことありませんか?

「何回言ったら、わかるんだ」って  言ったことありませんか?

芳村思風一語一会 vol.5270 
 
「何回言ったら、わかるんだ」って 
言ったことありませんか?
 
 
できない社員さん、 
使えない社員さん、 
仕事ができない社員さん 
が、いるのではありません。 
 
社長や上司の教え方の問題です。 
 
教育とは、できない人をできるようにすることが教育です。 
 
社員教育は、 
教えたことができる社員さんと、できない社員さんの 
評価、査定のためではありません 
 
社員教育は、できなかったらできるまで 
繰り返し、繰り返し、何度も言わないといけないのです。 
 
伝わらないなら、伝え方を変える。  
教え方を変えることを繰り返すこと。 
 
学校でも 
わからない子どもがいる、のではないんです。 
親や先生のその教え方、説明の仕方では 
わからないだけなんです。 
 
 
人間みんな理解力の違うから、わかる子と、わからない子がいるのは、しようがない。 
学校では、一番遅い子に合わせると、進まないので 
わからない子は、わからないままで、次に進んでしまいます。 
これが続くと「おちこぼれ」ということになってしまうのです。 
 
今の説明では、わからない子どもに 
どうすればわかってもらうことができるか、 
を工夫する努力が必要なのです。 
 
「なぜわからないの?」ではなく、 
この教え方だからわからないのだと思うことで、 
別の教え方を考える、いろいろ試してみる中で 
上司や親や先生の教え方も成長していくのです。 
 
せっかく縁あって採用した社員さんの 
それぞれの長所を見つけ出す、 
潜在する長所を引き出すため 
何度も何度も挑戦させたり 
教え方を変えたりすることで、 
上司も社員さんもお互いが成長できるのです。 
 
 
  
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ 
 
※「何があっても だいじょうぶ」 
55の言葉に入らなかった言葉シリーズ1 
 
 
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Source: 芳村思風 感性論哲学の世界