真善美の判断基準・感性の判断基準

真善美の判断基準・感性の判断基準

芳村思風一語一会 vol.4569
真善美の判断基準
感性の判断基準

直感で決めるとは、体験や経験をベースに
理性を使っていろいろな状況を考えたうえで、
真善美の感性の判断で決めること

体験や経験をベースにするというのは、
前例や慣習にこだわるということではない

体験を積み重ねてきた自分自身の感覚
体験から学んだ知恵による
根拠のある自信を基に
人間としてどうあるべきか
美しいかどうか

の感性の判断基準をで決める

☆☆☆☆☆☆
「好きかどうか」「楽しいかどうか」の感性の判断基準。
☆☆☆☆☆☆☆

理性で考えると、「マルかバツか」
「正しいか間違いか」「損か得か」
「儲かるか儲からないか」
「善か悪か」で判断してしまう。
理性的な判断基準ばかりでは、偏りができる。
理性ではなく、肉体と感性を使うこと。
肉体を使うとは、積み重ねた体験や経験

「好きか嫌いか」
「いい感じか悪いか感じか」
「楽しいかどうか」
「快か不快か」
の感性の持つ判断基準・能力を使うことも大切なのです。
その上で、創造力を使うこと。
心地よくないものも受け入れて、
心地よいものに変えていく力が創造力なのです。

頭で理解していても、実行できないことが多くある。
損か得かで動いていることが多い。
儲かるか儲からないかで決めている。
利益は大切。利益がなければ続かない。
物やお金を追求していくと限りがない。
「もっと、もっと」になってしまう。

自分の好きなことをやりながら生きること。
人生を楽しむこと。

そんなことが簡単に出来るなら、誰も悩むことはない。
これだというものが見つかっても、
「ほんとうにこれでいいのか」と悩み続ける。
何のために生まれてきたのか。
お金も大事だけど、それよりも大切なこと。

会社のためではなく、
自分のために生きること。

自分のために生きて、
人の役に立てるように生きること。

自分のために生きて、
会社や社会の役に立つにはどうすればいいかを理性を使って考える。

感性の判断基準、
好きか嫌いか
楽しいか楽しくないか
快か不快か
人間として美しいことかどうか

※昨日のメルマガのタイトルに入力ミスがありました
「人間は歴史を通るために生まれてくる」
となっていましたが、正しくは
「人間は歴史をつくるために生まれてくる」
です。
申し訳ありませんでした

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

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Source: 芳村思風 感性論哲学の世界