理屈じゃない 心がほしい
芳村思風一語一会 vol.4964 ☆☆☆☆☆ 理屈じゃない 心がほしい ☆☆☆☆☆ 時代は理性の時代から 感性の時代へと確実に移行している。 多くの人々が 「理屈じゃない 心がほしい」 と叫んでいる。 しかし現実は、 夫婦関係も親子関係も 会社における人間関係も、 ほとんど理屈で動いている。 心がほしいと叫んでいるのに、 理屈で答えている。 心のつながりが断ち切られ、 利害打算で冷たい人間関係で悩む人が増えている。 理屈を並べ、理性で説得しようとする。 会社の中の人間関係も役職のつながり、 役割のつながりであり、理屈で動いている。 理屈を越えた血の通った心の結びつきは、ほとんどできていない。 しかし時代は、経済が金を目的とした資本主義社会から、 経済活動を通して人間性を成長させる人格主義経済へと 経済活動の目的と原理を変えようとしている。 人間関係の基本も、理性から感性へ、 理屈から血の通ったあたたかな人間らしい心を重視するものに 変えていく必要がある。 人間は理性を持った存在だから、 理性を無視したり否定するのではなく、 理性も大切だがそれ以上に心を大切にする という生き方をする必要があるのです。 理性は心を成長させるための手段能力です。 理性よりも心を優先し、心のつながりをつくるとはどういうことか。 言葉だけでは伝わらない。 しかし言葉に出さなければ伝わらない。 だから愛とは、矛盾を生きるということ。 説得ではなく、納得できるように話すこと。 そのために心がほしいという叫びに答えるには <7つの愛の実践>をすること。 7つの愛の実践とは 1.認める努力 2.わかる努力 3.ほめる努力 4.好きになる努力 5.信じる努力 6.許す努力 7.待つ努力をする 愛の実践の原理は努力。 努力できるということは愛があるということ。 「風の思い」 やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ ●芳村思風先生の勉強会 ・3月4日(土)東京思風塾 13:00~15:30 ZOOM講座 参加費:5,000円 ・3月15日(水)名古屋思風塾 18:00~20:00 WINCあいち 参加費:2,000円 ※お問い合わせ 思風庵哲学研究所。
Source: 芳村思風 感性論哲学の世界