一道一徹 不頼独行

一道一徹 不頼独行

 
芳村思風一語一会 vol.3615
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一道一徹 不頼独行
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 「いちどういってつ ぶらいどっこう」
 芳村思風先生の座右の銘です。

 何かに頼り、助けてもらいたいという気持ちが出てくると
自分の底力は出てこない。
 誰にも頼らず、自分の力で何とか解決していこうとしないと
自分の智恵や潜在能力は出てこない。

 今の自分の顕在能力である理性が、その限界点に到達して、
 理性ではどうにもできないという状況の中で、
 万策尽きたとあきらめないで、だけどなんとかならないだろうか、
と努力を続けなければ、潜在する新しい能力が命から湧き上がってくることはないのである。

このような考え方で芳村思風先生は、
 「不頼独行」という生き方を学生時代から自分に課してきたそうです。

しかし実際に問題や悩みを自分が抱えたとき、悩みながら苦しんで
考えていただけでは、なかなか智恵が湧いてこない。
行動しなければ答えはでない。

そのとき、理性での考え方に問題があると気づいた。

 「理性は客観的と普遍性の能力であるから、
 物事を外から客観的に眺めることをしないと正しい答がだせない。
 悩みながら考えるのではなく、悩みを外から客観的に見ることが大切。

そこで自分の悩みを他人の悩みだったらと考え、
 他人から相談されたら、自分はその人にどうアドバイスするかを考える。
そうすれば正しい答が湧いてくることに気づいた。
こして不頼独行の生き方が完成したそうです。

「逃げたらあかん!」
は、ご自分に対していう言葉だそうです

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・

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Source: 芳村思風 感性論哲学の世界