一道一徹 不頼独行

一道一徹 不頼独行

芳村思風一語一会 vol.4503
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一道一徹 不頼独行
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 「いちどういってつ ぶらいどっこう」
 芳村思風先生の座右の銘です。

芳村思風先生が、
哲学に興味を持ち始めたのは、
中学2年生のとき。
下村湖人の「次郎物語」の中の
朝倉先生の言葉に出会ったとき。

 
次郎が中学1年生になって、
初めて朝倉先生に出会った日に、
 「相手を恐れさせるのではなく、
慕わせる。それが最上の勝ちだ。」
と朝倉先生から言われた。

 芳村思風先生は、
 次郎が「先生、剣道は何のためにやるのですか。」
と聞いたとき
朝倉先生は「それは見事に死ぬためさ。」
と答えられた。
朝倉先生が次郎を訓育される
さまざまな言葉の中に
「含蓄と深み」を感じた。

そのとき、思風先生は
「人間はいったいどこまで
深くなることができるのだろうか」
という問いを持った。

インターネットが発達し、
テレビや新聞・雑誌に情報があふれ、
 広く世間に目を向けて情報や知識を
追い求めるがゆえに心は浅く不安が絶えない。

 井の中の蛙を自覚的に徹して、
一道を極めることによって
心の深さや人格の重みをもった
安心立命の人生を手に入れることができる
という意味に受けとめられている。

これを元に、
芳村思風先生自らが座右の銘として作ったのが
「一道一徹 不頼独行」
という言葉です。

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

●芳村思風先生の勉強会
コロナの感染状況で変わることがあります
勉強会や講演会、詳しくは、主催者までご確認ください
1回だけの参加もOK

・10月27日(水)名古屋思風塾
18:00~20:00 WINCあいち
参加費:2,000円

※お問い合わせは
思風庵哲学研究所

 


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界