55 生きるとは

55 生きるとは

芳村思風一語一会 vol.5602
55 生きるとは

人間において生きるとは、
ただ単に生き永らえる事ではない。
人間において生きるとは、
何のためにこの命を使うか、
この命をどう生かすかということである。

命を生かすとは、
何かに命をかけるということである。
だから生きるとは命をかけるという事だ。
命の最高のよろこびは、
命をかけても惜しくない程の対象と
出会うことにある。
その時こそ、
命は最も充実した生のよろこびを味わい、
激しくも美しく燃え上がるのである。

君は何に命をかけるか。
君は何のためになら死ぬことができるか。

この問いに答えることが、
生きるということであり、
この問いに答えることが、人生である

思風

 

 

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※感性論哲学の入門書的な書籍です
         
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・

芳村思風


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界