11 どうすれば天分を見つけることができるか? ~天分発見の方法~

芳村思風一語一会 vol.5557
11 どうすれば天分を見つけることができるか?
~天分発見の方法~
人間は、感性と肉体と理性でできている。
この3つは、バランスではなく、 有機的な協力関係をつくることが大切。
理性は、人間の脳に限定された能力。
感性から湧いてきた欲求や欲望を、
理性を使って、人に迷惑をかけずに、
さらに人の役に立つものにするにはどうするかを考え、
肉体を使って、実践する。
1回で、できることはほとんどない。
何回も繰り返しあきらめずにやってみること。
あきらめずに繰り返しやってみることは、
理性で「~しなければいけない」では続かない。
努力しようと思わなくても、いつの間にか夢中になってやっていること
夢中になってやれるところに、天分がある。
子どもの頃、どんなことに夢中になっていたか。
「〇〇ばかりしないで、勉強しなさい」
と言われた「〇〇」は何。
生まれてすぐに、ギターを弾ける人はいない。
ピアノを弾ける人はいない。
好きで、夢中になって練習するしか方法はない。
感性で感じた好きなことを肉体を使って、
やってみて、理性を使って工夫して、
夢中になって、繰り返しできるところに 天分はある。
*
天分発見の5つのツボ
1.やってみたら、好きになれるかどうか?
2.やってみたら、興味・関心が持てるかどうか?
3.やってみたら、得手・得意と思えるかどうか?
4.やってみたら、他人よりうまくできるかどうか?
5.真剣に取り組んだら、問題意識が湧いてくるかどうか?
5つに共通することは実践すること。
肉体を使うこと。
天分のツボに、はまった人生ほど面白いものはない。
すべてでなくてもいい。
ひとつでもあてはまっていれば、
やっていくうちにどんどん増えてくる。
あとは繰り返し、繰り返し、繰り返すだけ。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・
※芳村思風の講演会・勉強会の案内
・10月16日(水)名古屋思風塾
18:00~20:00 伝承館(名西
参加費:2,000円
・10月19日~20日 認定講座
新大阪
問合せ
思風庵哲学研究所
Source: 芳村思風 感性論哲学の世界