5 感性で判断するとはどういうことか?
芳村思風一語一会 vol.5551
5 感性で判断するとはどういうことか?
理性的な判断
「得か、損か」「善か、悪か」「正しいか、間違いか」
で判断することではなく、
自分にとって
「いい感じか、悪い感じか」
という基準で感じてみること。
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いい感じか悪い感じかという判断は、人間的な総合判断
理性と感性と肉体が相乗効果をもって働いたときに出てくるもの
子どもを教育するとき、
「いい感じか悪い感じか」という感性の判断原理をもっと使う必要がある。
いろいろなパターンを見せて
「どれがいちばん感じがよかったか」を聞いて、
「これがいちばんいい」と答えたものをやらせればいい。
理屈はいりません。
感性に問えばいいのです。
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倫理的な道徳判断は、いい感じか悪い感じかでいい。
昔から「子どもは親の背中を見て育つ」と言われる。
言葉で教えるのではなく親がやって見せ、自分で体験させること。
玄関で靴を脱ぎ散らかした状態ときちんと
そろえた状態を見せてどう感じるかを子どもに聞いてみる。
そして一緒に靴をそろえることで片付け方を教えるのです。
子どもの感性で判断する訓練が必要なのです。
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よく「本音」と「建前」といいます。
本音とは、感性の実感のことであり、ほんとうの私のこと。
一方、建前とは、理性によって自分を偽っている状態。
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建前ばかりで考えず、感性で自分の本音を感じること。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・
芳村思風
Source: 芳村思風 感性論哲学の世界