理想とは今を生きる力、夢とは今を生きる力

理想とは今を生きる力、夢とは今を生きる力

芳村思風一語一会 vol.5497 
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理想や目的がなければ 
今何をするべきかわからない。 
理想とは、今をあざやかに 
命を燃やして鮮烈に生きるために 
必要なものなのである。 
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「したいことがわからない」、「夢や理想が持てない」という人が多い。 
 
人生に夢や理想がなければ、ただ流されるだけの人生になる。 
したいことがなければ命は燃えない。 
人生が楽しくない。 
学校は知識を教えるだけで、生き方の基本姿勢は教えてくれない。 
 
これからの時代に必要なのは、 
想像力と創造力。 
 
今までは「問題対応能力」「問題処理能力」が求められた。 
出てきた問題を解決する力が、仕事の能力として評価されてきた。 
問題が無くなることをめざし、問題が出てこないようにすることを目標としてきた。 
問題のない会社をめざしてきた。 
 
しかし問題のない会社はない。 
問題処理能力は、出てきた問題を乗り越える力。 
 
これからの時代に必要な能力は、 
問題を問題でなくすること。 
 
それは、想像力と創造力。 
想像力とは、「夢や理想をつくる力」 
創造力とは、「夢や理想を実現する力」 
 
想像力と創造力があれば、問題はあっても 
問題ではなくなり、今取り組むべき課題となり、 
乗り越えるテーマになる。 
問題はあるけど、問題ではなくなるのです。 
 
 政治家は、「国家100年の計」を打ち出し、 
 国民に夢と理想と希望を与えなければならない。 
 
 経営者は、自社の夢を熱く語り続け、 
社員に将来の夢と理想と希望を与えなければならない。 
 
 親は、自分の夢や希望を語り、 
子どもに自分の夢や理想を考えさせ、生きる力を与えなければならない。 
 
教師は、「何のためにやるのか」という意味や価値を教え、 
子どもに夢や理想や希望を与えなければならない。 
 
 
夢や理想を実現するために、今何をすべきかがわかる 
だから 
「理想とは、今を生きる力」 
 「夢とは、今を生きる力」 
である 
 
心の底から湧いてくる夢や理想を感じて、 
それを、人に迷惑をかけず、 
人の役に立つためにはどうすればいいかを 
理性を使って、考えて考えて考え抜く。 
 
 
「風の思い」 
~芳村思風 46の言葉~より 


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界