ちょっとだけ学ぶ

ちょっとだけ学ぶ

 芳村思風一語一会 vol.5303 ☆☆☆☆☆☆ どんなにいい考え方や意見でも、 すべて受け入れる必要はない。 気に入った所・ 自分に合った所だけ 取り入れ、成長すればいい。 ☆☆☆☆☆ 個性の時代。 自分の考えは、個性として守ること。 考え方も性格も欠点も変えなくてもいい。 人間は不完全だから、 考え方も性格も不完全だと知ること。  違う考え方を否定するのではなく、 その中の良いところを学び、 自分の考え方に活かす。 相手の考えをすべて受け入れるのではなく、 ちょっとだけ学ぶ。  すべてを受け入れると、 自分がなくなってしまう。 自分自身をしっかり持った上で、 今自分に必要なものだけ、 納得できるものだけを、 相手から学べばいいのです。  それは、「変わる」のではなく、 「成長する」ということ。 違う意見を否定しない、排除しない。  相手から学ぼうとすることが、 「愛」なのです。  相手から学ぼうとすることが、 「良い人間関係作り」の第1歩なのです。  考え方・価値観の同じ人としか、 一緒に仕事が出来ない、 一緒に暮らせないという人が多い。 二人の人間が、全く同じという事はない。 どこか違うところがあって当たり前。  言葉が違う、 生活習慣が違う、 宗教が違う、 価値観が違う と違いを理由に排除しようとしたら、 世界中から対立や戦争はなくならない。  性格の不一致なんて、あたりまえ。 全く一致することなんてない。 どれだけたくさん一緒のことがあるか、 どれだけ相手のことを尊敬できるか。 相手からどれだけ学ぼうと努力するか。 価値観の違う相手から、 考え方の違う相手から、 いいところを学ぶことで、 自分の考え方・価値観を成長させる。  そのためには、まず「芯」となる 自分の考え・価値観を しっかり持つことが大切。 芯がなければ、 ただのつぎはぎだらけのいいとこどりで、 自分がなくなる。個性がなくなる。 個性も、人の役に立たないこと、 人の迷惑になることは、 自分勝手なただのわがままになる。  「感性論哲学」も完璧ではありません。 すべてを学ぶ必要はありません。 いいなと思うところ、 必要なところ、 使えるところだけ学べばいいのです。 すべてを理解したと思っても、それは勘違いです。  同じになる必要はないのです。 自分自身の個性がなくなる。 自分の芯をしっかりともって、 気に入ったところだけを 取り入れたらいいのです。 そして、大切なことは実践すること。 実践しなければ、 勉強しても意味がありません。   やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・   ※「何があっても だいじょうぶ」 A6版 1,000円+税 思風語録から55の言葉を選び 解説はできるだけ少なくしました 「?」とくる言葉を感じてみてください   ●芳村思風先生の勉強会 ・2月6日(土)四日市思風塾 18:00~20:00ミッドランド経営 参加費:5,000円  ・2月10日(土)東京思風塾 13:00~15:30 ZOOM 参加費:5,000円   ※お問い合わせ 思風庵哲学研究所  


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界