なんのために
芳村思風一語一会 vol.5112 ☆☆☆☆☆ 意味や価値を考える、感じる ☆☆☆☆☆ 人間の心は、意味と価値を感じる感性。 心が、意味や価値を感じたとき、命は燃える。 今自分のやっていることの 意味や価値や素晴らしさを感じないと、 行動力が湧いてこない。 では、今やっている仕事に、 満足していないとき、 どうすればいいのか。 理性を手段能力として使い、 意味や価値や素晴らしさを考えてみる。 理性で今やっている仕事の より深い意味やより高度な価値を考える。 考えて、考えて考え抜いたとき 感性で感じることがある。 理性が考えることを、 感性は感じようとして成長する。 感性が、その意味や価値を感じたとき、 命に火がつく。 学校では、知識や情報は教えるけれど、 意味や価値や素晴らしさについては 、まったく教えない。 歴史の授業では、「1868年に、勝海舟と西郷隆盛が江戸城を無血開城した」という 「いつ、どこで誰が何をしたか」 という知識を教えるだけで、 その意味や価値を教えない。 教えてはいけないとなっている。 「勝海舟や西郷という素晴らしい人がいた」 という表現は、 偏向教育と言われ禁止されている。 教師の主観を子どもに押し付けてはいけないという理由で 「勝海舟や西郷という人物がいた」 という事実しか教えてはいけないとなっている。 子どもたちには、意味を知って感動し、 価値を知って燃えてくる ということを教えられる体験はない。 理性偏重の感性教育の欠如です。 事実を語るだけでなく、 その事実がもつ意味や価値を教えることが大切なのです。 やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ ●芳村思風先生の勉強会 ・8月5日(土)東京思風塾 13:00~15:30 ZOOM 参加費:5,000円 ・10月1日(日)思風会全国大会 14:00~ ホテルグランビア広島 詳細未定 ※お問い合わせ 思風庵哲学研究所
Source: 芳村思風 感性論哲学の世界