人生を生きる基本原理

人生を生きる基本原理

☆☆☆☆☆ 人生を生きる基本原理 ☆☆☆☆☆         人間は、何のために生まれてきたのか。 人生をどういう目的を持って生きるのか。 人間が意識しなければいけない生き方とは何か。 人生の目的を学問的に考えるためには、 その根底にある生命の目的から考えます。 この考え方は、感性論哲学独自の論理で、 今までの考え方にはありません。  人生の目的である 「人間は何のために生まれてきたか」 を明確にするために、 その根底にある生命の目的をあきらかにすることで、 初めて人生の目的を根拠のあるものとして語ることができるのです。  自分の主張の根拠を明確にすることは、 説得ではなく納得させるための論理構成の力となります。  人生の目的の根底には、生命の目的がある。 生命の目的とは何かを明確にすることで、 人生の目的が明らかになる。  では、生命の目的とは何か。 生命の目的は、自己保存と種族保存です。 これはすべての生命が持つ「生命の2大目的」です。   この2つが人間という理性をもった生命からでてくると、どうなるか。 人間という生命の中では「欲求」としてでてきます。  「 自己保存の欲求」が人間という理性をもった命からでてくると 「意志」になります。 意志とは、自己実現の力です。 自己創造・自己完成の力です。   もうひとつ意志を実現するためには、 志を持って生きるという重要な課題があります。 自己実現とは、命の底から湧いてくる欲求を実現することです。 志を実現するとは、自分を超えたより大いなるもののために自分の命を使うことです。 志とは、自分を超えたものです。 より多くの人のために命を使うということです。 志をもって生きることは、命に価値を与える生き方です。   忘れてはいけないのは、日常の仕事そのものが、志だということです。 より多くの人の役に立つために自分の命を使って仕事をしています。 だから職業そのものが志なのです。  意志を持って生きるということには、 自己実現の人生を生きることと、 志をもって生きるという2つの 意味があります。   「種族保存の欲求」が人間という理性をもった命からでてくると 「愛」になります。  愛とは人間関係の力です。 人間と人間を結びつける力です。 愛の究極の目的は、素晴らしい人間関係をたくさんつくることです。 もう一つの愛の目的は、子孫を残し、 命の歴史をつくることです。 人間は、新しい時代をつくるために生まれてくるのです。   人間は何のために生まれてきたのか。 1.自己実現の人生を生きるため、 2.志を持って生きるため、 3.素晴らしい人間関係をたくさんつくるため、 4.新しい時代・新しい歴史をつくるためです。  この4つが、すべての人間における人生の目的です。 4つすべて実現する必要はありません。 どれをもって自分の生き方の柱にするかを考えていけばよいのです。 大切なことは、この命を何のために使うかを問い続けることなのです。    「風の思い」 ~芳村思風 46の言葉~より   やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・     ●芳村思風先生の勉強会 ・3月15日(水)名古屋思風塾 18:00~20:00 WINCあいち 参加費:2,000円  ・3月28日(火)四日市思風塾 18:00~20:00 ミッドランド経営 参加費:5,000円  ※お問い合わせ 思風庵哲学研究所。  


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界