戦争のない世界をめざす

戦争のない世界をめざす

 

4月12日は、世界宇宙飛行の日だそうだ。

1961年4月12日、世界初の有人宇宙衛星船

当時はソ連だったボストーク1号が打ち上げに成功した。

 

この日を境に、

人類は宇宙から地球を見ることができるようになった。

 

「地球はひとつ」

ということを実体験として経験した。

 

「視点」が変わったのである。

 

それまでは、地上から天体(宇宙)を見ていたので、

「地球はひとつ」と理性ではわかっていたが、

実感していなかった。

 

スペースシャトルで宇宙に出た宇宙飛行士が

最初にすることは

皆同じだそうだ。

 

何をするか

 

自分の国を探すのだそうだ。

 

「あれが我が国アメリカだ」

「あれがロシアだ、モスクワはあのあたりだ」

と自慢しあう。

 

そして、シャトルが地球から離れると

全員が同じような言葉を発するようになる。

 

「あれが私たちの地球なんだ」

「おれたちの星だ」

 

青い地球を見て感動して

ほとんどの人が涙を流すらしい。

 

地球から離れて初めて

「地球はひとつ」

「国境もない」

国の違いや人種の違いなど

誰もが考えなくなるらしい。

 

ひとつの人類が、

住んでいる風土に合わせて食生活に違いが出る。

肌の色や言葉も風土に合わせて違いが出てくる。

 

国境も元々あったものではない

 

ベルリンの壁が崩壊し、

冷戦が終わり、EUができ、

その国境が少しずつなくなる方向へと進んでいた。

 

トランプさんが大統領に就任した時から、

時代は揺り戻しを始めた。

 

何百年か後には、国境がなくなり、

地球政府がインドを中心としたところに

成立しているだろう。

 

国や人種や宗教の違いで対立し戦うのではなく

「愛」を原理に助け合い、学びあう世界へと移行する。

 

今は、

西洋の時代から東洋の時代へ

理性の時代から、感性の時代へ

の過渡期である

 

そして、世界文明の中心は、西洋・アメリカから

東洋の入り口である日本の真上にある。

 

第2次大戦の戦勝国だけが常任理事国である国連も

新しい組織へと変わらなければいけない時期に来ている。

 

核兵器の廃絶は大切だけど

核兵器がなくなっても戦争はなくならない。

 

「戦争のない世界をめざす」

これを唯一の被爆国である日本がリーダーとなり

放射能の無害化と

さらには有効利用の技術の開発をすすめる。

 

世界平和のリーダになれるのは日本しかない。

 

今もう一度、視点を変えて

私たちに何ができるのかを考え

行動をする時が来ているのです。

 

<育成講座の食事の時の話です>


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界