説得から納得へ
芳村思風一語一会 vol.4625
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説得から納得の論理へ
理性で説得するな
感性で納得させる
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説得とは、相手を自分の考えに同意させようとすること。
背景には理性がある。
自分の考え方が正しいから
間違っている相手の考え方を、変えてやろうとする
結果、対立が起きる。
納得とは、相手を自分と同じ考えに変えさせたり、相手に同意させるのはなく、
相手の考えを尊重しながら、
自分の考えを誤解させることなく伝えて
わかってもらうこと。
自分の意見を相手に伝えるとき、相手に同意を求めます。
反論されると腹が立ちます。
説得の論理には、支配する意識があり、
個性を奪う押しつけとなります。
人間の本質は理性ではなく心です。
納得の論理で話すとは、心を使って、
相手の心に向かって話をし、相手の考えを変えず、
私の考えもわかってほしいと願い、
祈りを込めてわかってもらえるように、
いろいろと言葉を変え、
目つきを変え態度を変えながら話す方法です。
大切なことは、自分の考えをわかってもらうだけでいい、
相手の考えを変えようとしないことです。
度量とは、説得するのではなく、納得させる力です。
度量の大きい人は、
説得の論理ではなく、納得の論理で話すことができる人です。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
●芳村思風先生の勉強会
1回だけの参加もOKです
・2月24日(木)人間の森大学
20:00~21:00 ZOOM
参加費:2,000円
・3月5日(土)東京思風塾
13:00~15:30 ZOOM講座
参加費:5,000円
※お問い合わせは
思風庵哲学研究所
Source: 芳村思風 感性論哲学の世界