7つの愛の実践

7つの愛の実践

芳村思風一語一会 vol.4484
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7つの愛の実践
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いじめの問題、DV・虐待から
考えられない理由による殺人などの事件も多発しています。
人間は誰でも生まれてから死ぬまで
「愛されたい」という気持ちを持ち続けています。

人々は理性を満たす理屈だけでは満足しなくなり、
理屈以上に心を求め、
心を満たすものを求め始めています。
これまでずっと理性を成長させ、
合理性を追求し、
理屈を言って論理で人を説得し、
理屈で正しいことを追求してきました。

家庭では、夫婦も理屈を言って言い争い、
親子も理屈で対応して、心をあげていないのです。
学校でも職場でも理屈が主であり、理屈が優先しています。
自分の正しさを主張し、対立をつくっています。

「心が欲しい」とは何が欲しいのか
「心をあげる」とは何をあげるのかをわかっていません。

「人生は、意志と愛のドラマ」です。
人間の人生は、意志と愛のからみ合いで成り立っています。

意志とは、やり抜く心であり、
愛とは、人間と人間を結び付ける力であり、矛盾を生きる力です。

人間には意志があるから
「認めて欲しい」
「わかって欲しい」
「ほめて欲しい」

と思っています。

人間には愛があるから
「好きになって欲しい」
「信じて欲しい」
「許して欲しい」
「待って欲しい」

という思いを持ち続けています。

感性論哲学では、愛を能力と考え「愛の実力」を育てる
ということを何度もお話しています

愛を実力として磨くためにはどうすればいいか

「心が欲しい」という気持ちに応える
「7つの愛の実践」です

1.認めてあげる
2.わかってあげる
3.ほめてあげる
4.好きになってあげる
5.信じてあげる
3.許してあげる
7.待ってあげる

どれだけ認めてあげても
相手は、自分が思っているようには認めてくれない、愛してくれない
という不満があります。
一致することはほとんどありません
だから、人間は誰もが満たされない心を抱えています。

「これだけ認めているのに・・・」
と思う気持ちが伝わり
「自分のことをわかってくれない」
という気持ちになるのです。

だから「心をあげる」とは、
「愛をあげること」であり
「愛をあげ続けること」なのです。

「認めて、わかって、ほめてあげる」こと。
「好きになって、信じて、許して、待ってあげる」
ことなのです。
この努力を続けることが、愛なのです。

「心が欲しいという叫びに応じて
心をあげるという愛の実力を磨くことで、
人間の心は、つながっていくのです。

「風の思い」より

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Source: 芳村思風 感性論哲学の世界