矛盾を生きる力と不完全を生きる力を別の角度から考える
芳村思風一語一会 vol.4438
矛盾を生きる力と不完全を生きる力を
別の角度から考えてみます
矛盾を生きる力と不完全を生きる力
は言い換えると
「愛の実力」です
その理由は・・・
☆☆☆☆☆☆
愛の本質とは
☆☆☆☆☆☆
哲学では、物事の本質を考えるとき、
空間軸と時間軸で考えます。
・愛の空間論的本質とは、何か。
愛は、人間と人間を結びつける力である。
愛は、人間関係の力。
人間関係は、社会であり、社会とは、現実的空間である。
社会には、いろいろな考え方、宗教、価値観が混在する。
社会性とは、性格も、考え方も、宗教の違う人が一緒に生活すること。
宗教が違うから一緒に生活できないということは、社会性がないということ。
社会性がないということは、人間性がないということ。
人間性がないということは、人間じゃないということ。
考え方の違う人と一緒に生活するためには、努力が必要。
どうしたら一緒に生活できるか考える努力。
愛の実践的原理は、努力である。
愛とは、考え方の違う他者と共に生きる力である。
・愛の時間論的本質とは、何か。
時間的な所から、愛をとらえると種族保存の欲求から、恋が出てくる。
子孫を残すための欲求である。
人間は不完全。
誰もが長所半分・短所半分
不完全性を自覚すること
人間を愛するとは、長所も短所も含めてすべてを愛するということ
愛とは、許すこと
●愛の本質を空間論的、時間論的に合わせて考えると
愛とは、他者と共に生きる力である。
愛とは、短所を許し補い、長所と関わる力である。
愛とは、矛盾を生きる力である。
愛とは、不完全を生きる力である。
※「人間関係10の原則」より
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
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Source: 芳村思風 感性論哲学の世界