人間o大きさ 人格の大きさ 

人間o大きさ 人格の大きさ 

芳村思風一語一会 vol.4433

☆☆☆☆☆☆☆
人間の魅力 人格の大きさ
☆☆☆☆☆☆☆

人格の高さや深さは、個人的努力で作れるが、
実力を伴った人間の大きさは、人間関係の修羅場をくぐり抜けなければできないものである。
人間関係の修羅場の中で、対立を乗り越えることで人格の大きさは作られていく。

対立を乗り越える。対立の意味を考えること。
対立とは違いがもたらすものである。
生まれてから後の体験・経験・知識や情報・解釈・出会いの違いから生まれる。
自分に無い、何かを持っているから対立する。

人間は不完全だから、成長し続けることができる。
対立して戦い排除するのではなく、、自分に無いものをもつ相手と付き合い学び取る。
つまり、成長する為に自分に無いものを教えてくれる現象が対立である。

対立を乗り越える。
これ迄は、乗り越える為に説得したり、妥協したり、こびへつらったり、逃げたり、争ったり
そうしたことで問題解決をした。
しかし、それはけっして問題解決にはならない。
競争から統合の時代にかわっていく。
生き方の転換として、対立の意味を変えていくこと。

対立は、勝ち負けの対象ではない。
相手を倒すエネルギーでなく、自分自身を成長させる為のエネルギーとすべき。
対立とは、学び取らなければならない相手が誰かを教えてくれるものである。

成長発展の原理とは、力を合わせて共に成長すること。
統合とはパートナーシップであり、未来を乗り越える原理。
敵としてみたら、人間関係の修復は出来ない。
どのような目で見るか目を鍛え、目を磨くことが大切である。
愛とは学ぼうとする”目”である。
器の大きさから人間の大きさを作る作業が始まる。

器とは、どのような人のことに対しても、その人を正しく理解する能力と人間性である。

器作りの根本が対立の考え方である。

器の大きさが作れると、度量・包容力・統率力の大きさを作るところで
人間の大きさは完結する。

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

●芳村思風先生の勉強会
コロナの感染状況で変わることがあります
勉強会や講演会、詳しくは、主催者までご確認ください
1回だけの参加もOK
どなたでもご参加いただけます

・8月18日(土)名古屋思風塾
18:00~20:00 WINCあいち
参加費:2,000円

※お問い合わせは
思風庵哲学研究所
 


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界