不完全性の自覚からにじみ出る謙虚さをもつ

不完全性の自覚からにじみ出る謙虚さをもつ

人間として最も大切な謙虚さは、
自分が、不完全であることを自覚することでつくられる
不完全性の自覚とは、自分が完璧ではないことを自覚すること
謙虚にしなければと、意識している間はホンモノではない
謙虚さがにじみ出てくるようになればホンモノ

短所があるから謙虚になれる
短所がなくなれば神になる
神は完璧
神は人間ではない
完璧をめざすことは、人間でないものをめざすこと
人ではないものをめざすこと
神は人ではない。
だから「人でなし」をめざすことになる

完璧にならなくてもいいけど、
完璧をめざして、成長し続けることができる
人間だけが完全を意識し、不完全を自覚できる
動物は、自分が不完全であることを知らない

 

不完全を自覚できるので、謙虚になれるのです

 

人間は不完全だけれども
必要なものはすべて持っている

 


 


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界