責めあえば地獄、許しあったら天国
芳村思風一語一会 vol.5524
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責め合えば地獄、許しあったら天国
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天国も地獄も自分の心の中にある。
自分の心が人生を作り出していくのです。
相手を攻めている間は、人間は成長できない。
自分と価値観が合う人・自分をわかってくれる人・
自分を愛してくれる人・自分と気が合う人としか付き合えないのは、
自分しか愛せない人間です。
考え方の違う人を、自分と同じ考え方に説得する必要はない。
してはいけない。
勝ち負けをつける必要もないのです。
気が合わないから付き合わない、で済むのであればそれもいい。
理性は、違いを探す。
感性は、同じを探す。
同じところがいっぱい出てくると、違いが気にならなくなる。
「ここが嫌い」「こんなところがイヤ」ではなく、
「いいところもあるけど、こんなところが嫌い」さらに、
「嫌いなところがいっぱいあるけど、こんなところがいい」では、
全く違ったものになる。
国の違い、宗教の違い、考え方の違い・価値観の違いで、
人間は対立ばかりしているが、
対立する人間から、
自分とは違う物の見方・考え方・価値観・感じ方を学んで、
さらに自分を成長させる。
そういう人間が、懐の深い人間です。
人間は矛盾を内包し、矛盾を生きるしかない存在であることが、
本当にわかっている人間が、
真に愛のある、寛容で、包容力がある人間なのです。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・
Source: 芳村思風 感性論哲学の世界