意味と価値を考える、感じる

意味と価値を考える、感じる

芳村思風一語一会 vol.4982 ☆☆☆☆☆ 哲学は解釈力 ☆☆☆☆☆ 最近、書店の店頭に「哲学」というタイトルのついた書籍が多くみられます。 哲学書や哲学者の言葉の書籍を読んでも 今自分に起こっている問題や悩みの答えは見つかりません。 答えを出すのは、理性  哲学的に考えるというのは、自分の中に答えがあり、 その答えに縛られず、 「これでいいのか」と問い続けることによって、 より答えを深めていく作業。 哲学は、答えを求めるのではない。 より深い答えに到達するために、 新しい気づきをつかみ出し、新たなる問いを見つける。  「哲学する」というのは、問い続けること 問いは、感性  どんな出来事にも意味と価値があります。 出てくる問題にも意味と価値があります。  意味とは、そのものの中から出てくるもの。 価値とは、外から与えるものです。  価値を与えるのは人間です。 同じ現象でも、見る人によって意味も価値も変わります。 すべての人に同じ意味や価値があるのではありません。 現代人は、すべて理性的に考え、合理的でないことや目に見えないもの、 科学で証明できないものを信じないようになってしまいました。  コロナの問題が自分にとって、 どんな意味や価値を持っているのかを もう一度考えてみてください。  考えて、考えて、考え抜いたとき 感性が何かを感じるます  起こってしまった事実は変えることができません  哲学とは、解釈力です。  大切なことは、事実をどう解釈して、 これからどう行動するかです。  「プラス思考でなくてもいい」 プラスかマイナスかは、自分が決めていることです。 表が良くて裏がダメではありません。 マイナスも裏も必要なのであり、 表か裏かを決めるのも自分なのです。 出来事には、プラスもマイナスの出来事もないのです。  起こった出来事の事実は変えられませんが、 その意味は解釈の仕方で変えることができるのです。  またどんな問題にも必ず答えはあります。 答えのない問題はありません。  問題は、あなたを苦しめるためではなく、 成長させるためにでてきているのです。  乗り越えられないのは、 今の自分の持っている能力では乗り越えられないということです。  問題が、乗り越えるための潜在能力を引っ張り出してくれるのです。 降りかかる苦難の中に使命があるのです。     「風の思い」 ~芳村思風 46の言葉~より 

 

※どんな出来事にも意味は価値はありますが、
すべてのことに意味や価値を考える必要はありません
こだわらなくてもいい

感性論哲学の究極は
どっちでもいい

起こることはすべて自分にとって必要なこと

いい、悪いはない


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界