目に見える物の背後に、 目に見えない物の存在を感じる

目に見える物の背後に、 目に見えない物の存在を感じる

芳村思風一語一会 vol.4806  ☆☆☆☆☆ 目に見える物の背後に、 目に見えない物の存在を感じる ☆☆☆☆☆  神がいるかどうかは、 いくら考えても答えは出ません。 世界中のどの民族にも 「神」という言葉が存在する。 神という言葉が存在するということは、   目に見える物の背後に、 目に見えない物の存在があるということです。  火山の爆発、地震、台風などの自然現象は、 人間が起こしたものではない。 人間がコントロールできるものではない。 では、誰が起こしているのか。  人間は、すべての自然現象や存在を 神として信じ受け入れたのです。  宗教とは、 すべてを信じて生きていく力をつくる文化です。  赤ちゃんは、一点の曇りもない清らかな心を 持って生まれてきます。 親を信じて生まれてきます。 信じる心なくしては生きていけないからです。  人類が最初につくった文化は原始宗教でした。 生きるとは信じることです。 命は、信によって支えられ、 信によって生かされ、 信によって生きることができるのです。  信じることは、すべてを自分にとって 良いものとして受け入れることです。 宗教という文化をつくることによって 人間は動物的次元を超えることができました。  人間が人間として格のある生き方をするためには、 宗教という文化をもち、 すべてを自分にとって価値あるもの と信じて受け入れる力を 養っていかなければいけない。  問題や悩みは、 すべて自分の命を鍛え能力を引き出して、 成長させるために宇宙や神が与えてくれる 愛ゆえの試練だと信じることが 宗教という文化の存在価値です。  人間は宗教という文化を持つことによって、 生きることに積極的に挑戦していくことができるのです。   「風の思い」より   やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・  ●芳村思風先生の勉強会 1回だけの参加もOKです  ・8月24日(水)名古屋思風塾 18:00~20:00 WINCあいち 参加費:2,000円  ※お問い合わせ 思風庵哲学研究所。 


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界