理性と感性の関係は、バランスではない
芳村思風一語一会 vol.4501
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感性と理性の関係
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大切なのは、
理性と感性のバランスではない。
感性と理性の協力関係を作ること。
命から湧いてくるものを
そのまま自己中心的にぶつけるのではなく、
湧いてくるものを理性を通して表現するところに
人間的な行動があるのです。
理性は客観性と普遍性の能力であるがゆえに、
それを使って考えると、
「みんなにとってどうなのか」という
社会性・人類性が芽生えることになります。
理性を通して表現することによって、
命から湧いてくるものは「志」となり、
「使命」になるのです。
感性論哲学とは、
「感性」が正しくて、
「理性」はダメというものではありません。
「感性」から湧いてきたものを、
「理性」を使っていかに人の役に立ち、
人に迷惑をかけないようにして、
自分の欲求・欲望を実現するかを考える。
感性と理性のバランスではなく、
「感性と理性の協力関係をいかに作るか」
感性から湧いてくるものだけでは、野獣と同じ。
理性を使って人間らしくすることが大切なのです。
「風の思い」
~芳村思風 46の言葉~より
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
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Source: 芳村思風 感性論哲学の世界