『頑張る』と『気張る』は似ているけど違う

『頑張る』と『気張る』は似ているけど違う

『頑張る』と『気張る』は似ているけど違う

 

電車で本を読んでて泣きそうになった

 

がんばる と きばる の違い!

漢字で書くと

『頑張る』より『気張る』

 

「仕事は頑張るものやおへん、気張るもんどす」

花街の”おかあはん”によりますと、

「頑張るとは『我を張る』こと。

つまり自分一人の頑張り、独りよがりどすな。

それに対して気張るは、

『周りを気遣って張り切る』ことです。

仕事は一人では出来しまへん。

周りの人たちを巻き込んで、

いろいろな考えを一つにまとめて

自分の力を発揮する事どす。」

「祇園ではよう、

『おきばりやす』

と口癖みたいにいいますなぁ」

「京都祇園もも吉庵のあまから帖」より
PHP文芸文庫 志賀内泰弘著

 

 

おきばりやす、で生きる

 

なんかいい響きですね

身近な人のために
そして何よりも

自分のために

おきばりやす

 

 

ちなみに電車の中で泣きそうになったのは、
この言葉に続くエピソードでした

 

 

※この本と感性論哲学とは関係ありませんが
なんか「ほっ」と温かい気持ちになれました

 

「京都祇園もも吉庵のあまから帖」より
PHP文芸文庫 志賀内泰弘著

 

 


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界