根拠のない自信って何?

根拠のない自信って何?

芳村思風一語一会 vol.4798 「根拠はないけど自信はある」 「根拠のない自信を持ちましょう」 「根拠のない自信をつくる方法」 というようなことが、 書籍や会話などで言われています。  根拠のない自信は、持とうと思っても、 努力しても持てません。 「根拠のない自信がある」というのは、 ただかっこよく聞こえるだけで、 根拠のない自信は、 自信ではありません。 感覚だけです。  「根拠のない自信」は、 自分ではつくれません。  「根拠はないけど、自信はあります」 というのは、 感性から湧き出たたものではなく、 思考で考えたものです。  自分でも気づいていない不安があるから 自信がありますと言いきれずに、 根拠はないけど自信がある という表現するのです。  ほんとうに自信があるときは、 「自信があります」と言い切れます。  「根拠はないけど」という言葉を わざわざつける必要ないのです。  感性と理性そして、 肉体を使って積み上げたとき 根拠のある自身ができるのです  ☆☆☆☆☆☆ 自信のつくりかた ☆☆☆☆☆☆ ゆるぎない自信は、 学問的根拠と豊富な知識、 そして実践的体験と経験が、 自信をつくります。   人間は、理性と感性と肉体の 3つの要素で成り立っています。 自信をつくるためには、 この3つを面からつくっていきます。  1.理性の面から自信をつくる  これは、知識を増やすことです。 書籍などで勉強するだけでなく 人と会って話したりすることで学ぶことです。 知識の量は、選択肢を増やします。   2.感性の面から自信をつくる  自分自身の哲学を持つ。 自分流の生き方や信念をつくること。 頭で考えたものではなく、 心の底から湧いてくるものを大切にする。 「どうしてもやり遂げたい」という 心の底から、湧いてくる欲求があれば、 何度失敗しても、 あきらめず挑戦し続けることができる   3.肉体の面から自信をつくる  実践を繰り返し、確信を積み重ねること。  感性論哲学は、学問です。 感性を主体とした哲学です。  自信をつくるための、 学問的根拠として感性論哲学を学び 実践を通して、 自分の色に書き換えていく。  感性論哲学をベースにして、 自分自身の今までの体験・経験、 学んできたものを 組み合わせることで、 自分の哲学をつくる。  そしてさらに実践を繰り返し、 成長させていくことで 確固たる自信が自然とつくられてくるのです。   育成講座 15期の質疑より やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・  ●芳村思風先生の勉強会 1回だけの参加もOKです  ・8月24日(水)名古屋思風塾 18:00~20:00 WINCあいち 参加費:2,000円  ※お問い合わせ 思風庵哲学研究所。  


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界