夢多き時代

夢多き時代

芳村思風一語一会 vol.4744  今、まさに一つの時代が終わろうとしている。 二十世紀の理念に生きた巨星が、 一人また一人とその輝かしい時代に別れを 告げて去って行く。 世界の文明は、 あらゆる分野において危機に直面しており、 深まり行く混迷の中で人々は不安に包まれている。  終焉とはさみしい言葉である。  喜びは短く、悲しみは長い。 喜びは努力しなければ得られないが、 悲しみは努力なしにやって来る。 人生とは、その大半が苦から楽への、 悲しみから喜びへのプロセスである。  人間の価値は、 このプロセスそのものにどれ程の 生き甲斐を見い出し得るか にかかっている。  世界は、今後、苦しい不安定な動乱期を 経験しなければならないであろう。   しかし、それは決して悲しむべき時代ではない。 むしろ、動乱期こそ最も素晴らしい時代である。  すべてのものがそこから生まれ、 あらゆる新しいものへの 可能性をはらんだ生き甲斐のある時代 世界中の若人が待ちに待った、 夢多き時代がやってきたのである。  1976年(昭和51年)に書かれた文章です (感性論哲学の世界」より)  
感性論哲学の究極的目標は、 全人類の人間性の進化  感性論哲学は、 成功と幸せと健康の哲学である  やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・    ●芳村思風先生の勉強会 1回だけの参加もOKです ・6月21日(火)四日市思風塾 18:00~20:00 ミッドランド経営 参加費:5,000円  ※お問い合わせ 思風庵哲学研究所 


Source: 芳村思風 感性論哲学の世界