昨日、いい会社の法則実行委員会東京勉強会開催致しました。

いい会社の法則実行委員会 第22回東京首都圏勉強会無事終了致しました。
本日は2013年最初の勉強会開催という事もあり、冒頭に坂本光司教授の「五人に対する使命と責任」
一、 社員とその家族を幸せにする
二、 外注先・下請企業の社員を幸せにする
三、 顧客を幸せにする
四、 地域社会を幸せにし、活性化させる
五、 自然に生まれる株主の幸せ
昨年の勉強会でいい会社とはどの様な会社か?を考える際に重要な人を大切にするという事を復習の意味も兼ねてお話頂きました。
(多くの経営書では、経営の目的は「顧客満足」とか「株主の満足」などということが当然のようにいわれているが、坂本教授はそう考えない。社員が喜びを感じ、幸福になれてはじめて顧客に喜びを提供することができる。顧客に喜びを提供できてはじめて収益が上がり、株主を幸福にすることができる。だから株主の幸せは目的ではなく結果である。
 
また、業界が異なっていてもいい会社が存在する事例として、ヴァージンアトランティックの経営理念のTOPに「そこで働くことが喜びとなる企業」
これは従業員の満足度が高くないといいサービスが提供出来ないという事を参考に
社内を見渡した時
同じ業界、仕事をしていても
どうして仕事が早く、クレームが無い会社と遅く、クレームが多発する会社が存在するのか?
(それは従業員が自然と会社の事を考え、仕事について想っている。その様な環境の会社であればうまく行っているケースが多い)
(経営者を見ていると自然体な会社の社長が多い、自然と環境を整える事が当たり前の感覚で、むしろMBAや偏差値の高い大学を出ている経営者で頭の中で考えがちになっていて行動に移せていない、もしくは行動に踏み切れない経営者はうまくいかないケースが多い)
というのを教えて頂きました。
 
そして、今年からスタートする各種勉強会についての紹介もあり
経営の本格的な勉強を行うに当たり入門編として2月からスタートする読書会の紹介がありました。
 
読書会の大切さを経営において入ってくるお金と出ていくお金に例え
八百屋のざるの中に1万円を入れて1日終わった際にざるを確認する

ものをいくらで売ればいくら残るか=利益が出るか
その入っていくお金と出ていくお金を差し引きしているのが感覚的に持っている経営者は金銭感覚が研ぎ澄まされており、この様な訓練を頻繁に行うのがいいという事。
ただし、意識していないとなかなか取り組むことが難しい為、それを読書会を通じて実施していく取り組みを今年2月からスタートします。
 
20代の方に人材の中で100冊は読んで欲しい。
経営者であれば年間300冊は読んで欲しい。
年齢層が高い方にとっては実践場所が無いのであれば、良書に触れる機会を増やす為に読書の場を設けて欲しい
上記の読書数を1つの参考に、読書会の入門編から応用編を今年開催する中でインプットとアウトプットの両面から強化を行い、まずはインプットから、そしてアウトプットにつなげていく取り組みを読書会を通じて行います。
 
 
今回は法則22「人の成長できる環境が企業の成長力である」
この法則は、人の成長できる環境づくりに、いかに会社が整備し提供しているかという点が共通するからである。不況下、社員教育の投資金額は低下し、より資格取得等に偏重する中、実践的活即戦力を求めて就業環境が変わってきている。しかし、人が成長できる環境なくして「よい人材」が変容することはないと断言できる。つまり「いい会社」が根本的に成長できる仕組みに、成長力があり、それらの根底に「人材の成長の場づくり」がある。
※環境を整える事が出来れば学歴は関係ない!
なぜならいい会社に共通して見られる傾向が「気楽な体制(何気ない普段の1日)の時に会社について自然と会話の中で出てくる」為、学歴が高い人たちが必ずしもいい会社として存在している訳ではなく自然と日々の会話の中で、会社について考えている人たちは必ずしも高学歴ではないという事。
 
 
社員教育について
・受けたい!もしくは受けたらいい!と思える様な内容が少ないのが問題である。

だからこそ成長できる環境を改めて整える事が必要
そこには、資格を取得すると即戦力という認識を持つ人事部が多く、何の目的かを会社が伝えて資格を取得するという事がなされていないケースが多い。
それを言い換えると形を整える以上に実践する場を増やしていかないといけない。

実践する事によって結果が出る

良い人材か悪い人材かは結果論であり、良くも悪くも結果を出している人がいて、その中で良い結果を出している人が評価されるべきであると。
その様な考えを経営者が持つと変わってくる会社が多いとの事でした。
 
(では環境を整えるにはどうしたらいいのか?いい会社、いい人材はどう評価されるのか?)

例としてリーダーは周囲の人達が認めるのがリーダーであり、これも形で入ってリーダーシップ論で形から入ると失敗するケースが多い(いいリーダーになる為の行動をとっているかどうか、それは周りから認められる為の行動をとっているかどうかにかかっている)
 
経営者が行うべき事としては育てようと思ってコンセプトを創ってから投資を行う
(それが出来れば目的が明確になる)そして、最初のうちは強制的に行ったとしてもいい会社に共通して見られる事は
自然とやっている会社が多い事
それは、いい会社になりたい!と想う経営者は多くても
いい会社になる事で何のメリットがあるのかを分からなければ書籍や情報の鵜呑みになってしまう事も懸念事項としておっしゃっていました。
次回は来年2013年2月8日18:30から人形町区民館で予定しております。
 
「いい会社」の法則実行委員会第22回東京、首都圏勉強会アンケート結果
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