釈先生の講話会 テーマは「日本とイスラエルの類似」

先程まで
釈先生の月1講話会
やくざの父を持ち、母親からもうとまれた青春時代、自らも自殺の淵に立ち、千日回峰行­により見性を得た老師
霊峰高賀山で「千日回峰行」(せんにちかいほうぎょう)を達成、大阿闍梨(だいあじゃり)となり、密教の荒行「入水往生」(じゅすいおうじょう)並びに山岳回峰「六社巡り」を復興、25年間にわたり継続する。
しかし形骸化した僧界に疑問を抱き、普遍的根源を求め、世界宗教の聖地巡礼を行う。中でもヨルダン川での洗礼や、イスラームの聖地、マッカ大巡礼は偉業と 言われている。更に、マザー・テレサの信仰実践とダライ・ラマ十四世の宗教的覚醒に触れたことが、宗教活動に大きな変化をもたらした。
世界の皇室関係や国家元首をはじめ宗教指導者との交流も深く、特にスリランカ大菩提会会長バナガラ・ウパテッサ大僧上とは旧友の仲である。
日本国並び日本人の生き方を提唱、再認識し実践とする日本大僧伽(やまとだいさんが)主宰
ウーン。。
いつも笑顔で出迎えてくれる釈先生に心打たれ、
顔に出さない過去の大変な経験を書籍で見る度に、すごい人だなと感じさせてくれます。

釈先生がいつもおっしゃられるのは
「日本人が世界に旅立つ事。そして日本の文化が世界に誇れる人材がどんどん海外に出て尊敬される事」という事で活動されていらっしゃいます。
自分たちのルーツを知る、他人のも知る。その差異を認めながら
新しい文化、文明を創る事が必要と!
崇高な理念を基に地道に10年以上活動されている方です。
それでは、聞いた内容を基に
テーマ「日本とイスラエルの類似」
まずは古代イスラエルと近代イスラエルとの違いについて
近代イスラエルついてはユダヤ人を中心に
「ユダ族」が世界中を放浪しており(当時のユダ族においては国を創りたいというのが夢であった)

ユダ族が世界中で商売を行って利益が出て(ただし、金貸しでの利益であったこと)と
汗水流して働く事が仕事の基本とみなされていた時であり
そのお金をアメリカ、イギリスに渡して、その見返りにイスラエルという国家を創り
近くにパレスチナがあってパレスチナ人を排除して
結果中東戦争につながっていったという経緯。
古代イスラエルについては
アダムとイブがおり
サタンがイブにりんごを与えてそのりんごを噛じった結果、羞恥心が芽生え
性の営みを持たせてアダムにも食べさせて神の逆鱗に触れてしまったと。
また、今回のテーマの日本とイスラエルついては
モーゼの話に遡るのですが
モーゼは実は桃太郎と非常に類似した過去があり
どんぶらこのお椀が川で流れてくるところから
これは神様が与えてくれた子供だと思い、育てられ
ただし、モーゼは自分がカナンの出身だということを知って
親子の対立が生じてしまうと。
モーゼは兄がいることを知り(名前はアロン)
アロンはパレスチナを建設し初代国王の名前がダビデであったと。
イスラエルは北イスラエルと南イスラエルとに分かれており、アシリア帝国が治めた後にバビロニア帝国が出てペルシャ帝国が出来た。ペルシャの立法で自治を認めていた時に、イスラエルに帰る事を許されている中で、唯一戻ったのがユダ族であったと。
ほかは東へ東へ移動して日本にたどり着いたと言われています。
また、日本にたどり着くまでにおいては朝鮮半島を経由して渡った経緯があるとの事で
その様な我々の文化文明がたどり着くまでの歴史や背景を知る事が重要であると説いていらっしゃいます。
いつもついていくのに大変です(;^_^A
が非常に勉強になる事ばかりで。
次回は
聖徳太子と十七条憲法(太子は何者か) 3月12日夜になります。