動画市場 業界再編の動きを追う

今回は動画ポータル市場の動きがここ最近激しいので
市場動向をウォッチしてみたいと思います。
ソニー、日本版YouTube「eyeVio(アイビオ)」撤退
ヤフーがGyaOに出資し、今秋に両社の動画配信サイトを統合
やはり、ユーチューブが原因なのでしょうか。。
上記を見て言える事は
ソニーのアイビオはソニーのデバイス(装置)をベースに提供している動画サイト
Gyaoはクライアントから広告をもらって配信する動画サイト
ユーチューブは誰でも投稿出来、会員登録なしで見れる動画サイト
さらに深掘りしていくと
ユーチューブのメリット
・自社サイト、ブログに張り付けれる
・ユーチューブの動画がSEO対策できる
・無料
・関連動画が見られる
・会員登録が無い(あるけど、しなくてもOK)
単純に上記の5点をGyaoとアイビオはカバーしているでしょうか?
と考えるとどうでしょう。。。
ユーチューブは消費者側の視点というか個人が主役で構築された動画サイトと言えると思います。
恐らくSNSもブログも同じ観点なのかと思います。
ここで一つ考えてみたい事が
よくインターネットは個人が主役と言われて久しいですが、
動画サイトでもポータルサイトでも
ちょっとだけ深堀すると他にないメリットが何点かあげられるかと思います。
(少なくともユーチューブに会員登録が前提で関連動画が見られなければ
ここまで大規模なサイトになったか否かは疑問です)
という事は
ほんの少しのポイントに見えて、実は超重要な差別化ポイントを持っている
という事がいえるのかなと思います。
ポータル系のサイトでも自社サイトでも
同業界で繁栄しているサイトと自社を比べて、何が異なるのかを
ピックアップするだけでも課題が見えるかもしれません。