106歳のスキップ(昇地三郎)

長崎の盲学校の生徒がしいのみ学園に来た時の事
子供を部屋に寝かせてマッサージをする事になった際
「小児麻痺の子の脚は細い。すぐに骨が感じられる」
長男の有道さん
「ぼくらは幸せだ。目が見えないと渡り廊下の簀の子を渡るにも手で確かめて用心して渡る。」
あとで盲学校の生徒から
「自分たちは幸せだ。目は見えないが脚は立つし、歩く事もできる。山にだって登れる」

別の日に盲学校の合奏部での演奏があった時、しいのみ合奏部も練習に精を出す様になった。目が見えない人があれだけやっているのだから、目の見える自分はもっと頑張らないと。

※しいのみ学園で預かる子の80%は脳性麻痺の子で、彼らは脳の一番中心がやられている。多くの子は小学校の頃から歩行が困難になり手も使えなくなってくる。言葉にも障害が出はじめて寝たきりになる子も多い。
集団で下流に流されていくイメージ。それをどうにかして逆境に立ち向かって頑張ろうという姿勢がある。
たとえ圧倒的に不利であったとしても

人生に欠かせないSとR
Sはstimulation(刺激)Rはreaction(反応)
特に脳性麻痺の子にどういう刺激を与え、どういう反応が返ってくるのか
脳性麻痺の子は刺激を与えても反応が無い。では、どうするか、先生がごろごろと子供を転がす事で子供は喜んで反応する。しいのみ学園には車椅子も松葉杖もないのは子供の体を動かして刺激を与える為。
また知恵遅れの子に対してはノートではなく新聞紙を床に置いて文字を欠かせる
(ノートだとはみ出してしまうため)
そうなると喜んで書いてくれる。喜びのあるうちに自分の名前を欠かせる。
というのを体で覚えさせる。

※許容度を上げる
子供は常に自分がどこまで許されるのかを見ている。例えばしいのみ学園において勉強より遊びが大事だというと月謝を出しているのにという不満が出る。しかし子供にとっては勉強も遊びも一緒であり、積み木に色を塗っておくとその並べ方で配色の仕方を覚える。数字を振っておくと1の上に2を載せ、3を載せ4を載せと数を覚える事が出来る。
年齢を重ねた人間はただでさえ心も体も硬直してくるがそれをほぐすには笑いや遊びが一番!

常識破りこそ人生の気概