今週金曜、6月12日(金)「いい会社」第51回東京首都圏勉強会開催になります。
翌6月13日(土)第16回名古屋中日本勉強会開催になります。
前回は
人のために事業化する
自分で考えていた事を人に伝えてやってもらう。人に伝えてやってもらう事は事業化出来ている第1歩であり、その時に何で?と聞き返されたら事業化出来ていない。
例えばお金が足りない、時間が足りない、気持ちの障害(心理的障害)なのか、伝え方が間違っているのか、期待したとおりに動いてくれないのは期待したい言葉で伝えていないのか。
そこでよくあるパターンとして自分が先に動いてその後に人がついてくると思っているケースはみんながそのやり方で伝わるとは限らない。
それに適した仕事を選ぶのが大切で自分のやりたい仕事が適しているかどうか分からない場合は修正しながら進めていく。
順番として
- 1、まず想いを具体的に書く事から、そして計画する事
- 2、次にどうやって続けていくかの仕組みを用意する事(ただし、ここが出来ていないケースが多い)
- 3、伝えて、お金、時間、気持ちの障害をクリアして
- その上でうまく行かないという時にプロセスを見直ししながら実行していく。
そして重要なのは、分かっていても実行しないと結果が出ない。
実際企業で働く経営者及び従業員は経営理念についてどのような意識を持って日々の業務を遂行しているのだろうかというのを考えた際
いい会社の見学会で訪問する会社において、経営者は経営理念を従業員に浸透させるために、確固たる経営理念と行動指針を明示しているというのが見られます。
また、明示するだけではなく、従業員とのコミュニケーションを図るなどをして、直接、理念そのものの重要性を伝えている。
(ただし、各会社毎に経営理念を浸透させる方法は企業によって異なり、業績のいい企業と同じような方法をとったからといって成功するわけではないというのも挙げられます)
実際の例としてスワンさんの事例をご紹介致します。
21世紀をつくる 人を幸せにする会社(著者:坂本光司)でも取り上げられた会社です。
全国のトラック台数が204台だった1919年、ヤマト運輸は銀座でトラック4台を保有する自動車輸送専門会社としてスタート。
1971年に社長になった小倉氏は、郵便小包の独占市場に参入し、免許取得をめぐり運輸省(現国土交通省)と激しく激突し「宅急便」を創業。
1993年にヤマト福祉財団を設立、特例子会社として株式会社スワン(海津社長)を立ち上げた。
海津氏は、営業所での所長時代で自分の考えをきちんと部下に伝え、どんな小さな約束も守り部下との信頼を築いていった。海津氏が従業員とのコミュニケーションを深めることによって、当初、ヤマト運輸に対する帰属意識が低かった従業員の意識が改善された
小倉氏と海津氏は、「企業は人のため世のために持続しなければならない」と述べ。
海津氏は、ヤマト運輸時代の経験を通じて、「利益のことよりもまず先にお客様のためになるということを考えなければならない」という小倉氏の掲げる経営理念を理解した。
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いい会社の紹介はハッピーおがわ様です。
会社名 有限会社ハッピーおがわ
代表者 代表取締役 小川良房
資本金 3,300 万円
社員数 22 人(女11 名,男10 パート1 名を含む)
所在地 広島県呉市阿賀南2 丁目8 番38 号
設立年 1868 年(明治元年)/法人改組 平成2 年(1990 年)
事業等 身体障害者・高齢者用衣料製造・販売
紹介URL http://www.happy-ogawa.com/
経営理念 喜ばれることがハッピー、人のために…。
As long as you are happy, we are happy too!
「あなたの幸せが、私の幸せ」
何より使命感で高齢者や障がい者や病気で困っている方のために、試行錯誤を繰り返し、本当にお客様の喜ぶ顔が見たい、相手の幸せを自分の喜びとし、一人一人にあった製品を作り続けている会社です。
見学させて頂いた際にハッピーおがわで取り扱っている商品のご説明を頂きました。