Analytics 2013(アナリティクス専門カンファレンス)から

今回は4月18日開催の
国内最大級のアナリティクス専門カンファレンスから
アナリティクスを活用している企業

分析とイノベーションをほぼ直結したかたちでとらえており、アナリティクスを戦略の中心にすえ、全社一丸となって取り組んでいる。
一方で導入していない企業にその課題を聞いたところ、データの品質、信頼性の問題、データ活用をする人材、土壌がないことが挙がったという。
さらに、カナダのウォータールー大学(主にコンピュータサイエンスと統計)ではグーグルとアマゾンが卒業生を奪い合うというウェブ企業がほしがる人材を輩出しているとの事でGDPあたりのアナリストの数はインドが飛びぬけて多いとの事。
日本はインドに頼ることになるかもしれない?
「このことは国策に関わるくらいの問題であると感じている」
日本企業の競争力に与える影響が大きいことを指摘した。byポール・マクナーニ
という事で、実感している事とカンファレンスで言ってる事が大凡一致しており
よくある「作ったはいいものの・・・」
・更新していない
・更新にお金がかかる
・何を掲載すればいいかわからない
・アナリティクスの見方がわからない(or訪問者とPVのみ見ている)
・時間が掛かる

その様な内容に集約される傾向が強いかと思われます。
また、アナリティクスの機能、見方を教える事は出来てもそこから
方向性、業務に落とし込んだ依頼、ソーシャルとの絡み
システム、デザイナー、コーダー、ディレクターそれぞれが共有して
仕事を進めていくという点でのチームワーク、プレゼン力、ディレクション業務と絡む中で

アナリティクスを戦略の中心にすえ、全社一丸となって取り組んでいる。
ここに行き着くのではないか?と。
大抵の場合
どこからデータを取るか?から始まり
膨大に溜まったデータをExcelでまとめるのに約半日
そこから方向性を見つけて解を出すのに1,2時間位。
社内に共有して、業務に落とし込むのに約半日。
1提案に2日近く掛かるケースが本業に差し支える為、脱落。。

業者に依頼がレポート提出で10万円~30万円
+α社内に教えてくれる先人がいない
※ここが重要点と盲点の両方あると思っていて
依頼して問題点の抽出まではしてくれるものの
社内の誰にお願いするか、どこの業者を使ったらいいかまではなかなか進言してくれない事は把握しておくべき箇所で
自社内にノウハウ、財産が蓄積される事が無い
という事は全てにおいて依存体制を作らないと戦略の中心にすえるべきWEBが回らない。
果たして何をすれば上記が解決されるか?を考えると
頭を鍛える!
自分達で頑張る!

教育と実践
になるのですが
ここにチャレンジした会社こそ自社内にノウハウ、財産が溜まり頭と人が育つ土壌を用意できると思いますので、本気で社内に財産、ノウハウを持ってWEBと人を育てていく所に私自身も強化していきたいと思います。