3月5日「いい会社」第60回東京首都圏勉強会開催致しました。

3月5日「いい会社」第60回東京首都圏勉強会

今回は初めての参加の方も多く、経営というのはどういう事を守り行動すべきなのか?から解説頂きました。

 

一般的には利益を出す集合体と捉えがちであるが、語源になったのは会社を裏返すと社会、社会にはcompany(仲間)という意味合いがある。
集って合うから会社になる。
会社という言い方もあれば企業といういい方もあるが
我が社というときは会社を指す。我が企業という言い方はあまり聞かない。

 
つまり仲間という言い方を指す事が多く、仲間を大切にするという意味合いがcompanyにある。

その会社(仲間)において、大原則としてしなければいけない事がある。

 

 

 

次に経営を行う中で理念を浸透させていくには?

言葉で意味を持たせるのか、行動で意味を持たせるのか

いい会社を作りましょうという事で言葉に意味を持たせている例として伊那食品工業がある。

伊那食品工業

いい会社と一言で言っても、それぞれ捉え方があり、どういう方針があるのかを示す為に

伊那食品さんには「たくましくそしてやさしく」という記載がある。

 

そこにはいい会社とはどういう会社かを言葉で補足している事でただ単にいい会社という言葉が一人歩きせずに、どういう会社がいい会社なのかをやさしさとたくましさを兼ね備えている会社がいい会社と示している。その様に伊那食品さんの場合は言葉に意味を持たせているが、自社に応用して考えた際に言葉や行動、姿勢に意味を感じている従業員がどれだけいるかが大切で、仮に理念があり、方針があるにも関わらずそれが浸透していないという場合

理念が浸透していないのか、意味が分かっていないのか?
次に
その方針通りに経営者が行動しているか、役員が行動しているか、課長が行動しているか?その様な視点から見て上から修正していく。

 

 

 

最後に今回の法則である正しい努力について

前提として努力と結果の因果関係が必ずしも結びついている訳ではない。具体的には

従業員に給料をたくさん出したい。

だけどいつまでも赤字経営が続いている。

その様な経営を行っている場合は努力はしているかもしれないが、赤字が出ている以上正しい努力ではない。現状、赤字であまり給料が出せない現状を釈明し説明しながらというのがまずあるべき姿で正しい努力の仕方を分かりやすく

うまくいっている人の傾向と考え方
を例に解説頂きました。

いい会社第60回東京首都圏勉強会

基本は閉じているか開いているか
渦巻に対して閉じているのは役に立たない(損得)で考えている人の場合
考え方が渦巻の中で閉じている方向に向かっている。

 

開いている方の場合、世の中自分が何かしようとする際、外から力を貸してもらわないといけない。
会社の場合従業員とその家族という考え方で損得ではなく、この人の役に立つ、損得だけではなく
その人の幸せを考えて出来る事は何か?と考えていく。
そうすると仕事を親切に行いながら、一対一の関係だけではなく人を巻き込むという形に応用していく。

 

 

 

今回は書籍紹介として4冊

「原因」と「結果」の法則 ジェームズ アレン

物事には原因と結果がある。いい結果を残したければいい原因を残す

 

アイデアのつくり方 ジェームス W.ヤング、 竹内 均

どういう頭を使えばいいのか?
考え方を正しくする為にアイデアがどこから生まれてどう影響するのか?

 

そうじ資本主義 日本企業の倫理とトイレ掃除の精神 大森 信

5Sをなぜ行うのか?
松下幸之助がトイレ掃除を行うには何が必要なのかが記載され、イエローハットや伊那食品さんに受け継がれた内容が細かく記載されている。

 

日本でいちばん大切にしたい会社5 坂本 光司

 

 

いい会社第60回東京首都圏勉強会アンケートデータ

どの様な点が、ご満足ご不満でしたか?
・いい会社にするための考え方がわかりやすく教えて頂いた事が勉強になりました。会を重ねる事でさらに勉強になると思いましたのでまた参加します。
・大変わかりやすかったです。知らない情報をたくさん学べて最高です。
・たくさんの事例を挙げての説明でいつもとても分かりやすいです。本日もとても勉強になりました。ありがとうございます。
・今回もありがとうございました。「税」についてんところが理解できませんでしたが本筋の「株価にこだわらなくていい」ということはわかりました。
・法則52「正しい努力をすること」の意味が重要だということ。会社経営で困難な状況の中で何を一番大切にしなければならないのか「いい会社」の基本原則そのものになっている。
・心に響く話でした。
・2ヶ月空いての参加でしたがいい会社の大切さを再認識出来ました。特に「社徳が無い会社は人が集まらない」という話は現在の会社の状況から考えると非常に考えさせられる部分でした。
・今回は今までに増して凄く面白く拝聴しました。一般的な概念に捉われない斬新な発想にエネルギーを頂きました。
・言葉がとても分かりやすかった。新しい事でも知る事が出来ました。参加出来てよかったです。次回も楽しみにしております。
・サラダコスモさんのもやしはよく手にしますが夢を叶えるもやし屋さんとは知りませんでした。帰ったらホームページを見て深めさせて頂こうと思います。

 

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3月5日「いい会社」第60回東京首都圏勉強会