2016年11月15日(火)開催 禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会
あふれる情報の中で何が本当に大切なことか、本質を見抜く直観力が、今まで以上に必要な時代になっています。
不確定性を秘めた変化の激しい外部環境の中で、感性を磨いていくためには、まず内部環境である「心の平安」を取り戻し、感性を磨く工夫が重要です。
この講座では、2500年の歴史をもつ禅的瞑想法を誰でもできる「イス禅」としてお伝えします。
禅では「衆生(しゅじょう)本来(ほんらい)仏(ほとけ)なり」といいます。
誰もが本来、仏教と同じ美しい心、宝物のような心を持っているという教えです。
ただ、日々の忙しさやストレスでマイナス感情の意識が生まれ(煩悩)自分の宝物を忘れてしまっている。
これを禅の瞑想により心が「空(くう)」に近づく時間を持つ事で仏様(サムシンググレート)の世界と一体に近づく!
それを固く意識して行う事ではなく自然と1日10分イス禅をするだけでも誰もが持っている心の宝物が自然に輝きますという事で
難しく取り組む事なくイス禅をベースに開催しております。
(禅の効用)
・心を「空」にすることで、心が安らぎ、ストレスが溶けていく
・潜在意識のレベルで創造性が高まる
・しなやかで折れにくい心(平常心)が養われる⇒常々これを身につけたいと思っております。。
人間は、誰でも生まれる前は、「本来無一物(ほんらい-むいちもつ)」というべき状態にあり、人生が終われば、また、「無一物」の世界に帰っていきます。
禅では、「夢」という文字は、はかない人生の象徴という意味があります。
「喜びも悲しみも、成功も失敗も、すべては夢。こだわりすぎるな、捉われるな!」ということです。
困難に直面した時に、「本来無一物(ほんらい-むいちもつ)」と腹をくくることができれば、過度に落ち込んだり、悲観したりせずにすむでしょう。肩の力を抜いて、状況に素直に対応していけば、自然に道が開けてくるものです。
人は困難に直面したり、窮地に立たされたりしたときに、深く悩み苦しむものです。
人生には、必ず困難な状況がおこるものであり、変化の激しい21世紀のビジネス社会において、なおさら、そのリスクが高いと思われるからこそ上記の内容を少しでも振り返れれば幸いです。