20代30代のための人間力養成講座

9月7日開催の人間力養成講座

20代30代のための人間力養成講座

若獅子でも中今でも、常に大人(たいじん)を目指す!

人の上にたって影響を与える人間になっていこう。上の立場になるという事ではなく、自分の与えられた場を高め
「まだ表に現れていない徳(人間が本来持っているいいところ)」を表に現そう

いつも藤尾社長から熱い気持ちが伝わる内容で、前回は

長年、多くの方々とお会いしてきた中でたった1つ成功する人と成功しない人の違いについて

「成功する人は与えられた縁に価値を見出していく」

「成功しない人は与えられた縁を大切にしない」

それに尽きるという事でした。

松下村塾と現在の大学を比べた際に、「いつの時代においても資質は一緒。ただ、与えられた環境や場所が違うだけ」そして、教える側がもっと尊敬される人にならないと子供たちの向上心や志が生まれない=心が無い人を育ててしまっている

尊敬される人になる為に、いかに能力やスキルがあったとしても、人間性、人格が高い人でなければ尊敬されるところまでは難しい。

どういう教えに出会うかによって個性が磨かれ、どういう節に出会い、それを乗り越えるか、乗り越えれないか。それが個性を発揮できるかできないかの分岐点。節は人間の個性を発揮させる為に欠かせない要因。

恐らく、出会う機会はいろんな方にたくさんあると思うのですが、それを継続していくのは努力の世界なのかなと思うところで、自分の場合は有難く、損得で付き合う事が無いと思っているのですが
振り返ると、お金や売上、規模で物事を見ている方とはあんまりそういうのに興味が無い自分とはご縁が無かったのかもしれません。。

藤尾社長の講演からはいつも様々な先人の教えを説いて頂きましたが、
その中に森信三先生、平澤興先生、安岡正篤先生など
素晴らしい偉人の方々から学ばれた方
その学ばれた方の心の声を受け取って藤尾社長から私たちへと。

強く仰っていたのは
どんなに学んでも受け止める側が本気でなければ伝わらない。

確かにその通りではあるものの、それが出来るか否かは
聞く、から 学ぶへ そして 応用してみる 他人に伝えれる

そんな段階を経て自分の言葉として応用できるのではないかと思いますが
そこが抜けると、聞いて学んだ事の言葉で
自分の言葉としてというのが無いので

伝わり度が全然違うかなと。

前回は稲盛さんの紹介がありましたが
同じく世の中稲盛さんの本や教えに触れた人は沢山いる中
何故、その後成功する人失敗する人、教えが活かされている人とそうでない人がいるか
それを感動を超える感電
という言葉で、そこまで心が震える経験をする事で

意識しなくても自然とその人の考えや教えが気持ちとして入って受け継がれる。

そんなメッセージを頂き

吉田松陰も松下村塾で生徒さんが1人しかいなくても2人だけでも
楠正成の話を涙を流して情熱を持って語っていた。
そんなエピソードを知ってから受け継がれたのは
心の部分での教えが大きかったのかと思う所です。

多分、留魂録を読んだだけではそこまでの境地に至る事はないだろうと。

松下村塾では決まった教科書も時間割もない自由な雰囲気の中で、塾生が来れば昼夜を問わず授業が始まり、教科書は塾生の希望に応じて選ばれるという
獄中においても囚人たちを励まそうと、勉強会を開き、囚人たちと盛んに交流。
そこには一方的に指導するのではなく、俳諧や書道などそれぞれが得意な分野を指導し、共に学びあうというこの勉強会は、囚人たちに生きる希望を取り戻すきっかけとなり

当時まだ大学生の時で17年前に始めて稲盛さんの講演を聞いた時も
当時の京セラに大卒で来る人なんていなかった。中卒、工業高校が殆どで
仕事に対して不平不満が出た時は寮の中で夜中2時3時まで共に飲んで語り合う事で前向きになり
次の日頑張ってくれた。その繰り返しだった。
という話を思い出しました。

そう考えると
教えがどんなに素晴らしい教えであったとしても
受け取る側の本人が本当に受け取るには

苦楽を共にする事や
同じ目線で見て一緒に行動する事
そういった教えや書籍以上に心で感じる事を1つでも2つでも増やしていく

大切なのはそういうところなのではないかと。社長の話の中で感じるところでした。