100年続く美しい会社プロジェクト第3回開催

第3回の開催となります100年続く美しい会社プロジェクト

荻野淳也講師「美しいリーダーシップとは 瞬間を逃さない感性」で開催

第1回、2回を通じて「美しさ」をテーマに
我々が美しさを気付くとは?どういう感性を持つ事が求められるかを
お話頂きました。

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元々が100年続く会社から美しい会社になったのですが、長く続くにも人それぞれ価値観の違いがあり、資本力があるから長いもあれば

地元に人に愛され続けて長いもあり

零細企業で個人に近い企業が狭い商圏の中で長続きするケースもあり

とらえ方がそれぞれになる事から更に上を目指して「美しさ」の追求。

こちらも定義が難しい所ですが、美しさの中に優しさ、魅力、サービス力、商品力、CSR,社会貢献など1つじゃなく様々な要因が含まれているのだと思います。だからこそ1つに絞らず全体的な視野において「この会社の美しい所は!?」の視点を持つといい見え方になるのかな?と。

また、過去の講義と今回の講義からは「成長性」「競争力」「利益」というキーワードは無く、ビジネス理論に当てはめて考えるとちょっと違うなと。

また、荻野先生のマインドフルネスに関しては、自分自身の在り方という事をおっしゃっていて、多くの場合瞑想と見られているがそれは違うとの事です。

今回も目を閉じて、自分が今日何故この場に来たのか?の問いからスタートし(それが瞑想に見えるのかもしれないですが)、そこからディスカッションしていく流れで会社の前に自分の在りたい姿をイメージする大切さを感じる事が出来ました。

 

前回の新井先生からは

自分が動く内面の部分と、地面が動く外部環境において
どちらか一方に傾かず、いつも自分のありたい状態を保てるか。
どんな状態であっても自分のありたい姿を常に作る事が美しい。と新井先生は仰られます。

さらに、美しい状態を維持する為には

ずれがある時に元々がずれている事に気づけていないか
動き出したらずれたのか、足元がずれたのか

それを自分が一歩引いて客観視する事が出来ればありたい姿を保つことが出来る。

幸せについて

多くの方は漠然と幸せを捉えている

具体的にイメージを持たないと実現できない。それはスポーツの世界では当たり前の様に言われている中、昨日、今日と1日幸せを意識して努力した事があるか?

「幸せになる為に頑張っている」というものの、その幸せの定義が漠然としているのが現状(幸せになる事というのがどういう状態かがわかっていない。)

そこに見えないものと見えるものの視点が入り
見えるものを過度に信じているから見えるものを追うことの先に幸せがあると捉えている

見えるものを追いかけ続けて本当に幸せになっている人がどれだけいるか?
実際のところ、これだけ自殺の多い日本において幸せの在り方はバランスが見えるものに偏っているから
見えないものの大切さでバランスを保つ事に意識を向けてほしい。

さらに、会社としての前に個人から見ること。自分が幸せである形は何か?
新井先生はこれからの時代は共感本主義と捉え、共感を得られるとあの人、あの会社を応援したいという人的資本が
目に見えない資本(価値)に値し、目に見える金融資本(お金)とのバランスにおいて成り立つと仰られます。

お金の様に見えるものだけだとバランスに偏りが生じる為、見えないものを自分の中で定義してバランスを保つ事に本当の幸せの定義が存在する。