100年咲CAS鍵山先生講演

100年咲CAS,3月は鍵山先生講演

鍵山秀三郎さんの息子さんである鍵山幸一郎さんでテーマ「後世に伝えたい父・鍵山秀三郎から学んだこと」

掃除で有名な鍵山先生ですが
今回は深い内容で、何故掃除が大切なのか?
それを行うことによってどうなるのか?
など本質的な部分でかなり具体的な話と、偉大な父親を持つ事によっての葛藤、素晴らしさ
両面から語って頂きました。

鍵山先生から
美しい会社

三方よしの経営
※ただし、これを実際に行うにはかなりの力量が必要になってくる。
特に大きい会社にとっては難関の様に見えて、中小企業や零細企業の方が経営者が全て見て把握出来る事から
バランスよく経営されている会社をたくさん見てきたとのこと

そして、言葉では言い表しにくいけれども
あの会社、この会社いいよね!
そんな言葉はいらなくても素敵な会社というのが共通の意識であり、働く人たちの満足度が美しい会社ではないか!と仰って頂きました。

また、掃除に関して大切なのは
掃除を通じて心を綺麗にする!
これが重要なところで
心の荒みを取り除く事が大本の目的。

ただ、やればいいという事ではなくてやる事によって自分自身で実感できる心の素晴らしさにつながる事を教えて頂き
仮に掃除をやらない人がいた場合

やらせる様に仕向けるのは価値観の違い。やらないのはやらないなりの理由があり
やらない事で本人も葛藤を抱えている人もいる!
(例:外回りが多い、通勤に時間がかかるなどなど)

でもその葛藤が人を育て、組織を育てる事もあるとのことで
懐の広い方だなぁ!という印象を受けました。

他にも

○ 他人ファーストの生き方
○ 誠実であれ
○ ポリシーを持った生き方
○ 丁寧な生き方

このあたりの話を具体的に教えて頂きました。

現在は朴の森で活動されており

経済と教育は両輪でまわしていく必要がある!とのことで
山口県にて展開されています。

朴の森の名前の由来は
「念ずれば花ひらく」で有名な坂村真民先生

前回開催は行徳先生

心に響くメッセージばかりでした。
・深い傷が無ければ本物ではない
・生きる資格があるのは絶望した人間かもしれない
・何となく生きていないか
・素直な自分を生きる

そして、矛盾を生きる、矛盾だらけを生きる
そんな力強いメッセージばかり

人間深い傷や闇が無ければ本物の人間にはなれないかもしれない

行徳先生も元は三池争議で労使紛争の闘いが原点にあり、そして厳格な父親との葛藤があり、原点を辿ると相当な苦労をされた中でたどり着いた感性!なんだと感じる内容で行徳先生から混沌とした時代を生き抜くヒントを語って頂きました。

人間深い傷が無ければ本物ではない
絶望した人間でも生きる資格がある