関東若獅子の会卒業スペシャル

関東致知若獅子の会

第103回となります若獅子の会、卒業式スペシャルという事で開催します。

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藤尾社長が講演で、成功する人間としない人間の違いについてよくお話をなさいます。「成功しない人間はいつも良いものがないかキョロキョロキョロキョロしている。成功する人間はこれだと思ったら、しがみついてでも学び、実践をしていく」

具体的に松下村塾の例を用いて解説いただくのですが、あらゆる素晴らしい人間を輩出した松下村塾でも2人だけ全然芽が出なかった人間がいた。そこにはどんな素晴らしい講義や教えがあっても受け取る側の意識がなければ何も変化も起こらない。そこに森信三先生の
『人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。』

ただし、

「縁は求めざるには生ぜず。内に求める心なくんば、たとえその人の面前にありとも、ついに縁を生ずるに至らずと知るべし。」

色々な人と日常の中で出会っているはずですが、内に求めている心がなければ、通り過ぎていってしまう。出会いにもっと意味を持たせるために内なる心が先であるという事。


 

新たに、卒業してからは中今の会も発足し、中今というのは、上の世代と下の世代を紡ぐ責任ある世代として、「中今」という言葉を用いています。その意味からもありますように、相方や子供のみならず、両家のご両親・祖父母・先祖に至るまで大切にしていくことを考え直す会でもあります。
中今にはいろんな意味があり熊野大社の象徴である八咫烏【やたがらす】
八咫烏は三本の足

日本を統一した神武天皇を、大和の橿原まで先導したという神武東征の故事に習い、導きの神として篤い信仰があります。
 
八咫烏の「八咫」とは大きく広いという意味です。八咫烏は太陽の化身で三本の足があります。
この三本の足はそれぞれ天・地・人をあらわす、といわれています。
 
天とは天神地祇、すなわち神様のことです。地とは大地のことで我々の住む自然環境を指します。
つまり太陽の下に神様と自然と人が血を分けた兄弟であるということを、二千年前に示されていたのです。
 
日本の歴史における八咫烏の出現はきわめて古く、『古事記』『日本書紀』『延喜式』をはじめ、 キトラ塚古墳の壁画や福岡県珍敷塚古墳横穴石室壁画、千葉県木更津市高部三〇号噴出土鏡、世界最古の油絵である玉虫厨子(法隆寺蔵) の台座にも見ることができます。
 
三本足
・未来
・過去
・今
もしくは
・天→宇宙
・地→地球
・人→ひと
 
という意味があります。熊野三社も未来、過去、今という意味があり、
三社を回ることが未来・過去・今が統合されます。
 
古神道では
【中今に生きる】という言葉がありますが、
・未来過去今
・天地人 
これら全てを含んでいるのが、
【中今→なかいま】
 
 
関東致知若獅子の会