設立記念日

おかげ様で会社の方が9歳を迎える事が出来ました。

2009年にスタートした頃にはリスクなんてものは全く考えた事なく、やる気と行動力がみなぎっていたのですが、、いろいろ経過するとお金、人、対人関係、いろんな所で悩む事もあり

でも楽しい思い出もたくさんあり、特に新卒で弊社を選んでくれた方、就労支援で頑張ってくれていた14名の方、インターンで頑張ってくれた方々とスタート時は人様を雇うなんて事は全く考えずにやっていたのが全然意図しない所で仕事仲間もお客さんともいろいろご縁が出来るんだなぁと改めて感じます。

改めて中小、ベンチャーって人との出会いが7割8割位ウェートを占めるんじゃないかと。

個人的にはよくここまで続いていたなという反面、10年近くでまだこれだけの規模か!と。100%いいというのはなく、常にプラスありマイナスありの中で頑張り続けていた感じ
こんな小規模な会社でも感謝される事もあり、反面、多々ご迷惑もおかけしまして反省しております。

唯一良かったというかぶれなくて良かったのは損得に走らず価値を追い求めた所、特にWEBをサービスにしている自分にとってお金に走っていたとしたら限定的なサービスで手離れがよく、売って終わりのモデルに行かなかった事で価値を追い求めると

・やる人がいない

・どうやればいいか分からない

・どの業者がいい分からない

・業務だけではなく会社の状況や雰囲気、人を知ってる中で関わって欲しい

・提案してほしい

・お金を支払う価値がどこにあるか分からない

上記の様なお悩み所に対して自分が提供するサービスに価値があると感じ、そこに技術力の高い低いよりもお客さんの1スタッフとして関わる事が大切なのかなと思いながら関わるというのは設立前の頃から今も変わらないところです。(ちゃんと出来ているかは全て出来ている訳ではないのですが。。)

きっとWEBの世界においてはこれからAI、ロボット、シンギュラリティ、フィンテック等々いろいろ入り込んでくると思います。が、まだまだツールはいくらでも便利なものが出てきても

使いこなす事が出来るか?の所に焦点を当てると、正直WEBが来て、FBが来て、LINEが来てというのがあっても事業に、商売に、新規開拓、採用などに使いこなせている企業さんがどれだけいるかというとまだまだ全然という所が多いと思います。

同じ様にAIが来て、ロボットが来ても果たしてそれを活用して恩恵を受けるに至るまでは競合他社が全てAI,ロボットを使う環境が来たとしたならば、そこでまた競争が起こる訳で、データや分析にはまだ発見できない所の

・元気になる

・つながりを感じられる

・ストーリーがある(感動する)

この辺りがアナログ、WEB限らず今後ますます重要になるのかなと。分かりやすくで言うとディズニーランドにいく時みたいな。

有難い事に自分自身に技術、経験、知識が少なくてもスタンスがそういうスタンスでやっていくと明示し、周りも感じてくれるとそこに共感、共に進めていこうという事で仕事につながっていったというのがあると思います。

前に行ったパーティーでもお一人お一人振り返ると、損得でつながっている人はいなくてご縁がありいつの間にか仕事になったり、こちらがお客さんになったり、お互いがお互いを応援する関係の方が殆どでそういう所に就労支援の方も共感してうちで頑張りたいと思ってくれた事は財産だな!と感じます。

よく起業3年、10年で何十%が潰れるといわれますが、実際にやってみると個人商店の領域でやっているところは親、周りに頭下げてお金借りて続けれるレベルで本当の意味で会社とは言いがたく、まだまだ山本商店の領域を抜け出せていないと思っていて肩書きだけ与えられていると思いますが、今までが気持ちと行動とご縁が中心の世界から改めて変えない所は変えず、変える所はしっかり計画を立てる事、大局で物事を見る事、サービスを広げるのか深めていくのかちゃんとお客さんの層を見据えて結果と満足度を得られるモデルに修正する事などなどいろいろやるべき事ありますが自分のステージを次の段階に向けて進めていきたいと思います。