若獅子の会全国大会

6月9日第1回の若獅子の会 全国大会

よき仲間と出逢い、互いに切磋琢磨する中で人格を高め、それぞれの立場で「一隅を照らす人物」になることを目的に活動を続けている若獅子の会

全国各地の参加者と交流すると、
「同じ想いで真剣に生きている同世代が日本中にいる」

全国各地に設立されたことで、
学びの場が限られている地方における若獅子の会の
存在意義は大きいと感じられるようになり全国の交流を促進し、地方支部を更に活性化させるため、初めて「全国若獅子の会」を開催

私自身は振り返ると会社の設立と2ヶ月違いの2009年スタートから
9年目に至るまでの約4年間参加させて頂き、その中でも
原点というかきっかけが昇地三郎さんの大叔父さんが出ていた事がきっかけで
お声がけ頂き、参加したという事では
今は亡きおじ様に感謝
(昔の思い出が大きいもので、優しいおじさんのイメージしかなかったのですが昔から
お子さんの話だけはあまり話したがらなく、他の親戚の人に聞いても大変だったよ位しか教えてもらえなく)

実際に調べて聞いて見ると
相当な苦労の中で育て続けて当時息子さんを亡くされ、露子さんの奥さんがパーキンソン病の時でも
常に青森に住んでいる自分の所におもちゃとお菓子を毎年ねぶたの時期に来てくれて一緒に遊んでくれた
心優しいおじさんでした)

今回講演された藤尾社長からも
昇地先生の苦労と比べれば大した事ない!といつも激励のお言葉を頂き
身近な場所にいるからこそ感じる事、学べた事などを改めて思い出しながら学びなおそうと。

その他にも若獅子の会を通じ
たくさんの人のご縁、弊社スタッフさんが仕事+αの部分で楽しさを持って参加出来る場所であり
学校、社会ではありそうでなかなか無い、生き方やあり方についてを学ぶ場所でもあった気がします。

特にこれからは
若獅子とは言っても、我々世代の30代中盤の世代から20代に引き継いでいく。
その引き継いでいく、上を見る際に

・果たして人間力を学ぶ場において人間的な魅力を磨いているか?
・言葉だけではなく姿勢を見て今の自分を魅力的に思えるか?

学ぶ為だけではなく、その次のステージとして
学んだ後の実行や実績、行動
そこから発する言葉は書籍にも無い、自分の言葉として発する事にこそ
説得力というか本質といえばいいのか、心からの言葉ではないかと思う所です。

今回の藤尾社長の講演でも
様々な先人の教えを説いて頂きましたが、
その中に森信三先生、平澤興先生、安岡正篤先生など
素晴らしい偉人の方々から学ばれた方
その学ばれた方の心の声を受け取って藤尾社長から私たちへと。

強く仰っていたのは
どんなに学んでも受け止める側が本気でなければ伝わらない。

確かにその通りではあるものの、それが出来るか否かは
聞く、から 学ぶへ そして 応用してみる 他人に伝えれる

そんな段階を経て自分の言葉として応用できるのではないかと思いますが
そこが抜けると、聞いて学んだ事の言葉で
自分の言葉としてというのが無いので

伝わり度が全然違うかなと。

今回、稲盛さんの紹介がありましたが
同じく世の中稲盛さんの本や教えに触れた人は沢山いる中
何故、その後成功する人失敗する人、教えが活かされている人とそうでない人がいるか
それを感動を超える感電
という言葉で、そこまで心が震える経験をする事で

意識しなくても自然とその人の考えや教えが気持ちとして入って受け継がれる。

そんなメッセージを頂きました。

吉田松陰も松下村塾で生徒さんが1人しかいなくても2人だけでも
楠正成の話を涙を流して情熱を持って語っていた。
そんなエピソードを知ってから受け継がれたのは
心の部分での教えが大きかったのかと思う所です。

多分、留魂録を読んだだけではそこまでの境地に至る事はないだろうと。
松下村塾では決まった教科書も時間割もない自由な雰囲気の中で、塾生が来れば昼夜を問わず授業が始まり、教科書は塾生の希望に応じて選ばれるという
獄中においても囚人たちを励まそうと、勉強会を開き、囚人たちと盛んに交流。
そこには一方的に指導するのではなく、俳諧や書道などそれぞれが得意な分野を指導し、共に学びあうというこの勉強会は、囚人たちに生きる希望を取り戻すきっかけとなり

当時まだ大学生の時で17年前に始めて稲盛さんの講演を聞いた時も
当時の京セラに大卒で来る人なんていなかった。中卒、工業高校が殆どで
仕事に対して不平不満が出た時は寮の中で夜中2時3時まで共に飲んで語り合う事で前向きになり
次の日頑張ってくれた。その繰り返しだった。
という話を思い出しました。

そう考えると
教えがどんなに素晴らしい教えであったとしても
受け取る側の本人が本当に受け取るには

苦楽を共にする事や
同じ目線で見て一緒に行動する事
そういった教えや書籍以上に心で感じる事を1つでも2つでも増やしていく

大切なのはそういうところなのではないかと。今回の藤尾社長の話の中で感じるところでした。

 

 

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