第3期100年後も残ってほしい会社セミナー

第3期100年後も残ってほしい会社セミナー

2017年3月24、25日にて第3期100年後も残ってほしい会社セミナー開催

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荻野淳也氏

気づきの力の大切さ

昔から、経営において気づきの力の大切さは指摘されていました。ただ、科学的根拠やそれを教える方が少ないのも現状で、今回の講座においてマインドフルネス、マインドフルネスを活用した人材開発を通じて気づきの力を高める事によりどうなるのか?

それを解説と共に参加者皆さんで実感して頂きました。
まずは自分自身の内側に対する気づき
→健康状態、感情、使命感、価値観

その気づきを基に、自分の会社や組織、仕事においてどう活用していくか

 

 

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新井和宏氏

会社には1社1社それぞれ個性があります。

その個性が無くなってしまえば、コピーされ結局誰、どの会社がやってもいいという事になる。

それは100年続く会社としてお客様から選ばれる訳がない。

そして、考えるべき(個性を創る根本にもなる)順番というのは「会社として何を最優先すべきか」という事。

経営は厳しい時にどういう選択をするかが重要な視点であり、厳しい時の選択を間違ってしまうと、その後の会社の未来もその選択した時をきっかけに進んでしまう。だからこそ理念が大切であり100年後自分がこの世にいなくても、体がなくても心は引き継げる事ができるからこそ、理念を立ててそれを浸透させる、伝える事がまず大切。

両立するからこそバランスが大事

現在、そして今後価値観の変化、ものサービスの飽和、行政の変化が変わってきている中、時代と共に変化し続けて継続していく事が求められている。

例えば、学生さんを例にみると
お金を稼ぐというハングリー精神の時代ではない。
ニートフリーターでも生きていける時代であり、社会性に関心を持ち始めている。

その世代の方がこれから社会に出て、社員さんになる可能性がある事を考えると、彼らに理念を浸透し、伝え、そして仕事に活かしてもらう為に

重要なのはキーワードとしてこれからの時代
共感、感動
を与えられるサービスでないと選ばれない

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新井先生の講義の中で、菓匠SHIMIZUさんのお話がありました。
実は過去にお伺いした事があり、とてもフレンドリーで親しみをもって迎え入れてくれたのを思い出します。

菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU 菓匠SHIMIZU

第3期参加者アンケート

1,このセミナーを通じて、得たかったこと、達成したかったことは何ですか?

・100年後も残って欲しいと願われる会社づくりのヒントを得たかった。その方向性を見出したかった。
・2日間ありがとうございました。
・今の幸せを感じる事
・企業は継続であると考えていた為、100年の継続というテーマに魅力を感じ参加し100年継続のノウハウを知りたかった。
・頭の中の整理と今やるべきことの発見。
・100年経っても残って欲しいと思われる会社の社長は何をすべきかきれいごとで投資をする新井さんが経営者に求める本音の気持ち。
・100年残る企業、残って欲しいと思われる企業の考え方や経営理念を知りたかったです。
・100年後残れる会社にする為には何が必要なのかという問いの回答を得たかった。会社を変える為にはどうすれば良いか。
・企業としての在り方
・今後のステージづくり、理念の見直し、クラウドファンドのための考え方、あり方

2,このセミナーを通じて、何か気づきや学びはありましたか?今後に活かせそうなことがあったとしたら、それは何ですか?

・これまでの自分自身の考え方、経営者としての在り方に自信が持てたこと、また、清富な生き方へ進化することを決断できたこと
※マインドフルネスを自分自身そして社員、生徒たちに伝えていきたい!
・どこまで「あり方」が落とし込めたかを確信したかったこと、自己肯定感を体感したかったこと。
・いつもいつもたくさんあります。そして毎回深くなっています。具体的にはもう少し内省する時間を頂いてから改めてお伝えいたします。
・利益に関して抱えていた自分に気づきました。この想いを流してスタッフにもっと還元していきます。
・ノウハウではなく、自分自身を磨き続ける、人間力を磨く事が唯一の方法。周りの人や環境ではなくすべては自分次第と考え行動に活かします。
・今この瞬間に応じたベストの選択を行うためにすること。会議やミーティングでもマインドフルネスを取り入れて活かします。
会社全体の人間力の向上こそが社会から求められる会社の基礎的要素であることを改めて認識しました。今の売上、利益より未来に向けた活動を大事にします。
・人と違う事を選択すること、問いかけをし続ける事。
・企業の成長はトップの成長。企業は理念が要、そこからすべてが始まる。
・自分を変える事によって周りが変わってくる。一生勉強を続けていく事をここに宣言します。

3,このセミナーについて自分の体験を踏まえて、誰かに紹介するとしたら自分にはどんな変化が実感出来てその人には何が得られそうだとお話ししたいですか?

・これからの社会に必要とされる会社づくりの為に経営者としての在り方を学ぶことが出来て迷いがなくなりやるべきことが明確になるよ!
また、素敵な仲間作りも出来るよ!と話したいです。
価値の共有できる仲間が増えその人には企業継続のためのぶれない信念が芽生えるだろうとお話します。
・自分にはイキイキとした感覚で相手には考え方と価値観が得られると思います。
・経営も人生も自分を磨き続ける事が実感できる、一流に触れ合える。
・自分の心の中にたまっている様々な物、すっきりしない理由が分かり、その解決の為のヒントが得られる。
・自分は大切な思いのシェアが出来た安心感が生まれ、その人には描く理想の在り方に対して今の自分がベストな選択を行う上で大切な意思決定の方法が得られそうだと思います。
・経営で本当に大切な本質について本物の経営者の生の体験談を聞けて一生保証が得られると伝えます。
・今よりさらに成長する為の心構えと覚悟とヒントを頂けた。同じようにその人も得られるはずだと伝えます。
・アウトプットをすることにより自分の中により一層の学びを落としこめる。自分を変えより一層の幸せ、気づきが得られると思います。

4,全体を通して印象に残っている事(ご感想も含めて)は何ですか?

・これから変化していく10年がとても楽しくワクワクしてきました。自分自身の役割もより明確に意識することが出来ました。
・ご縁を頂けました事に感謝します。
・ありがとうございます。未熟な人の前に神様は必要な人を降ろうとして下さることに感謝しています。この場があたたかくそして厳しかったことがこれからの励みです。
・再度社員間でミッション、ビジョン、そしてあり方についてグループ討論します。生徒たちや社員にたちにもhave-to-Being Being-do-haveのワークをやりたいです。
・自分は間違っていなかったという想いとこんなにもエネルギーの強い人たちの中でいると、また新たな改善が見えた事です。
・「企業は継続する事自体が目的なんですか?」私自身こういった考えになりつつあるので、ドキッとしました。
・今この瞬間のベスト。支えあって与えるか与えられるか。
・講師のレベルの高さ。
・企業が苦しい時に社風が出てくるという事から自分が起点になり会社を変えていきます。
・人格(人間力)が幸せ力を決める。

第3期100年後も残って欲しい会社セミナーアンケート1 第3期100年後も残って欲しい会社セミナーアンケート2   第3期100年後も残って欲しい会社セミナーアンケート4
第3期100年後も残って欲しい会社セミナーアンケート5 第3期100年後も残って欲しい会社セミナーアンケート6  第3期100年後も残って欲しい会社セミナーアンケート7 第3期100年後も残って欲しい会社セミナーアンケート8
第3期100年後も残って欲しい会社セミナーアンケート9 第3期100年後も残って欲しい会社セミナーアンケート10  

過去開催時の振り返り 第2期

最初に受講生同士がお互いを知る為に、2人1組になって、お互いがお互いの自己紹介を行うところから行う事で参加者の緊張感も解きほぐれ、温かい雰囲気の中でセミナーが始まりました。

新井様から今回のセミナーにおいては、皆さんに考えて行動していただきたい。
その行動する事が大切であり、
自分の関わっている組織の理念をまず考えるところから始まりました。

経営理念がしっかりしていれば100年後も残る会社になる

鎌倉投信様を例に
「鎌倉投信は社名の通り投信会社であるが、投信会社でなくてもよい」その時に一番良い商品があれば、その時にお客様に提案する。どこかで変わるかもしれないし、環境を見てお客様を見ながら提供する商品は変えてもいい。

ただし、変えてはいけないものも決めないといけない。

自分たちが100年続く理念は何か?
100年後ここにいる人たちはおそらく生きてはいない。
だからこそ100年先を見据えて伝える、伝わる言葉を書くことから考え何を残すべきか、何を変えていいのか
100年続くには100年後も必要とされている事が大切、そこに利益が出る出ないは関係ない。理念を掲げる際は必要とされるかどうか

経営はバランス

バランスの取れない経営は成り立たない。
今問われているバランスは
「事業性と社会性の両立」

NPOであればどうすれば寄付金、補助金に頼らずに継続できるか
事業性のある会社であればどう社会性を確立するか

ここ10年の間で徐々に社会性が求められつつある中これからは加速度的に早まってくると思われる。

例えば若い人たち
金儲けのために仕事をしようとする人は殆どいない。物質的欲求が少ない中で、精神的欲求を満たしたい。そこに応えないと優秀な人は来ない。そこでテーマになるのは感動、共感

人は感じて、共感する事で動いてくれる。

アドバネクス加藤会長

加藤会長のアドバネクス様は自動車、航空機、人工衛星から日用品まで多岐にわたり家電製品やプリンター、デジカメなど精密機器、ボールペンの事務用品や日用品、そして医療機器に用いるバネの製造メーカー

従業員1500名を抱え、数百億の売り上げの会社

そんなたくさんの従業員さんを抱えながらも、現場で働いている社員さんの事を常に考えている方で、どうすれば社員さんが楽しく、やりがいを持つことができるかを現在60代後半でも常日頃工夫しながら展開されています。それを会社を継ぐころからずっと続けてきているとの事で体験談を基に100年残る会社についてを語って頂きました。

世界一の会社を創りたいという思いがある中
世界一の会社はどういう会社なのか?

100年生き残る会社を創るのではなく、お客様に愛される会社を創る。

結果お客様からの支持を得て継続する、成長する会社を創りたい。

お客様に愛される会社とは

お客様の必要とするもの、サービスをタイムリーに提供する以上のものを提供し続ける。

感動を与え続ける。そこにトップのこだわりと現場力(主体的な社員の行動)=企業文化づくりが必要になってくる。

だからこそ、感動を与え続けお客様に愛される為にも感動を与える現場の人たちこそが主体的に動く為の工夫を重ねてきた事を解説頂きました。


 

 

お客様がビジネスを創ってくれる

それはあなたの会社だから注文をだすよ。というレベルから

あなたにやってほしいからこの仕事を始めてほしい

お客様が愛してくれる、単なる提供する商品と対価の関係から、それを超えたサービスを提供する事によりお客様がこの人、この会社を育ててくれるという事。

常にお客様の事を考えて行動する事を意識しお客様が感動するところまで社員さんの意識を変革する。その変革もまずはトップが本気で取り組む事を示す事により現場の人たちがトップが変わったという想いを基に動くことが出来る。そんな場作り、環境作りを本気で行うトップがいるからこそ変わる事が出来る。

 

そして、判断は感性から
感性は体験から

感性からの判断は理屈を並べての判断より優れている。

それは自分を信じる事であり

体験をたくさんしないと感性が磨かれない。

意識を持って体験をたくさんする事により自分自身の感じる事からの判断が磨かれる様になる。
感性から出てくる答えは桁違いの体験談に基づくものであり、命がけで創り続けてきた会社、社員さん、お客様との関係が根底にあるからこそ表面的なテクニックやノウハウに頼らず、自分の心に問う感性を大切にし判断する事

 

過去開催時の振り返り 第1期

2016年4月に開催した第1期の様子

名称未設定-2

名称未設定-1

新井先生からは特に「バランス」を重視した経営を行う大切さを教えて頂きました。

バランスについて
車の運転を例えに
目の前ばかり見ているとカーブが曲がれない、逆に先ばかり見ていると目の前の障害物に突き当たる。
近い所と遠くを見るというのは経営に例えれる。
目先の利益と遠くを見る

会社は100社100様
人が違えば全て違う。会社という人はいない。その人たちの色が出る。色が出るというのは全て異なるという事であり
どんなに素晴らしい経営者の本を見ても自分の会社に当てはまる訳がない。
つまり真似をすればいいというのは少しかんがえなけれないけないのではないか。
真似たものをそのままでいくというのは、まずうまくいったケースは殆ど無い。

儲けに来る人は寄せない
お客様は選ばないといけない
何故ならその場の雰囲気を壊すから 輪の中は同じ思いを共有しなければ

次にアドバネクス加藤会長の講演

加藤会長からはご自身の実体験を踏まえた事例をお話し頂きました。

お客様に愛される会社を目指し、お客様に愛される会社とは
お客様の必要とするもの、サービスを、タイムリーに提供する以上のものを提供し続ける。感動を与え続ける。

精密業界のリッツカールトンを目指していきたい!

お客様に愛される会社を目指す為にも、お客様が何を欲しているのかを感じ取る事が出来るのはいつもお客様にフォーカスしている人だけ。
そうでないと気がつかない。
気がつくためには、職場でやりがいを感じている時や幸せを感じていた時。
お客様が喜ぶことを自分の喜びと出来る人の集団が100年後も残ってほしい会社ではないだろうか。

果たしてそのお客様の喜びを自分の喜びに、全社員がそうなっているにはどうするのか?

ここで大切なのは顧客満足の前に社員、従業員の幸せを先に考え実践する事。楽しくなければ最高のパフォーマンスは生まれない。社員が幸せであればお客さまの事を最優先にする。単なる満足だけではなく感動のレベルまで目指して行くと「お客様がビジネスを作ってくれる」

そして、100年企業を目指す為に

100年会社が成長し続ける為には引き継がれているものがないといけない。
それが理念、ポリシー、哲学といったものであるがどうやってそれを作って染み込まして行くのかは

「毎日の行動習慣」であり
「未来をつくるのは今の行動」である。

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