6月12日開催!禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会開催

6月12日「禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会」開催

日時 2014年6月12日(木)19時~21時(開場は18時30分から)
場所:和泉橋区民館洋室C
〒101-0041 東京都千代田区神田佐久間町1丁目11−7
会費:社会人1,000円 学生無料(会場費、資料代)※当日、会場にて集めさせて頂きます。
【対象(参加条件)】 どなたでも参加できます。

【詳細内容】
あふれる情報の中で何が本当に大切なことか、本質を見抜く直観力が、今まで以上に必要な時代になっています。不確定性を秘めた変化の激しい外部環境の中で、感性を磨いていくためには、まず内部環境である「心の平安」を取り戻し、感性を磨く工夫が重要です。この講座では、2500年の歴史をもつ禅的瞑想法を誰でもできる「イス禅」としてお伝えします。
1日10分の禅的瞑想法を取り入れることで、社会人としての器を広げる、本質を見抜く直観力、判断力、集中力のアップを図ります。
(1)潜在意識を活性化すると、あなたが変わる!
・「瞑想」が心に効く理由(心を豊かにする)

(2)1分間3回の呼吸で心身を調える「あうん呼吸法」(1分禅)

(3)直観力をみがく禅的瞑想法「イス禅」と「立禅(りつぜん)」
・「イス禅」の3ステップ法「調身」「調息」「調心」
・どこでもできる「立禅(りつぜん)」のやり方

(4)元気になる「禅」の話
・誰もが素晴らしい「宝物」を心の中に持っている

講師の笠倉先生は実際にご本人自身が元々子供の頃から学んでいたという訳ではなく、大学時代に心の悩みを持ちながら、禅を知って学んで、学校の先生、公認会計士を経て独立され現在は実生活(実務)に即した形で会計的な側面からのアドバイスと心の側面から椅子禅においての心の豊かさ、強さを持って会社経営、仕事に取り組もうということで展開されております。

禅の修行やイス禅の教えも行われて時間があれば参加させて頂いております。

「目に元気のある会社は業績がいい!」
特に小さい会社であれば尚更!!
それを10年位会計士の仕事を行う上で見えてきたとの事です。

経営者と社員の健康こそ会社の財産という事でイス禅瞑想法は心身の健康を増進→経営の力にも!

という点で、経営者の方の参加も頂いております。

 

禅では「衆生(しゅじょう)本来(ほんらい)仏(ほとけ)なり」といいます。誰もが本来、仏教と同じ美しい心、宝物のような心を持っているという教えです。

ただ、日々の忙しさやストレスでマイナス感情の意識が生まれ(煩悩)自分の宝物を忘れてしまっている。

これをイス禅の瞑想により心が「空(くう)」に近づく時間を持つ事で仏様(サムシンググレート)の世界と一体に近づく!
それを固く意識して行う事ではなく自然と1日10分イス禅をするだけでも誰もが持っている心の宝物が自然に輝きますという事で
笠倉先生がイス禅を勧めています。

(禅の効用)
・心を「空」にすることで、心が安らぎ、ストレスが溶けていく
・潜在意識のレベルで創造性が高まる
・しなやかで折れにくい心(平常心)が養われる
⇒常々これを身につけたいと思っております。。

 

学ばせて頂いた点で面白かった所では

スティーブ・ジョブズの師匠でもあります知野弘文老師

当時老師はサンフランシスコで活動していたそうです。ジョブズは老師に出家の相談をしたが事業の世界で仕事をしつつもスピリチュアルな世界とつながりを保つ事は可能と諭されアップルを創業します。

禅の教えがアップルの理念にもつながるところがあり

アップルの基本理念
「フォーカスとシンプルさ」
シンプルであることは複雑であるより難しい
「足るを知る」の禅の精神

内なる声をその他大勢の雑音にかき消されないようにしなければならない。そして最も大事なのは
自分の内なる心と直感に従う勇気を持つ事

禅の目的とは
己事究明(こじきゅうめい)というのがあります。

瞑想により自己を知るという事で
心の平安、静かな自信、本質を見抜く直感力と!何故禅を行うと効果が見込めるのか?

人間は意識だけでは生きていない。大部分は無意識の世界で生きているそれを仏教では無意識をアラヤ識と読んでいて、無意識の底にある部分に瞑想によりアクセスするという考え方があり
平常心、創造性と集中力アップ、思いやりの心の3つを禅により培う事が出来るという考えです。

稲盛和夫さんと西方老子との出会いについても教えて頂きました。

災難に合うのは過去にあったカルマ(業)が消える時です。
今までどんな業を作ったか知らないけれどもその程度の業でカルマが終わるなら

それでハッと気づいて自分の気づかない事を気づいて受け止めることができた。
災難や理不尽は過去の業が消えてより良い生き方が出来る

西方擔雪(にしかた・たんせつ)という老師は、稲盛氏の悩みに簡潔に答えを出す。「そ­れは『生きている証拠』ですよ」。人間、災難に遭うのは仕方がない。そして、その災難­は今までの自分がつくってきた「業(ごう)」の顕れ
「災難が顕れたということは、過去の業が一つ消えたということです」。さらに老師は続­ける。「稲盛さん、その程度の誹謗中傷で済んで良かったですな。お祝いしないといけま­せんよ。中には、肢体不自由になるような災難も遭う人もいるのですから…」

禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会

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