禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会開催しました。

禅と知恵と古典に学ぶ人間学勉強会

今回の内容は

褒めて伸ばすか、叱って鍛えるか

人を育てるコツとして「七割褒めて、三割叱る」ことが大事であると言われます。最近は「褒めて伸ばす」ことを重視する傾向が強くなり、「叱ることの三倍褒めろ」とか「褒めるが9割、叱るは1割」という標語が使われることもあるようです。

[pdf-embedder url=”https://runrig-marketing.jp/syanai/wp-content/uploads/2017/08/e919f6a4da221015357d64ec3a4254e9.pdf” title=”衆知2017.9-10_南泉と麻谷(A4)”]

禅の伝統的な教育法は「叱って鍛える」というものです。
誰でも褒められたら喜び、叱られたら落ち込むのは当然の人情ですが、他人の評価にとらわれすぎると、自由な心の動きが失われてしまいます。かといって褒められても叱られてもどこ吹く風と受け流せばいいというわけではありません。

他人の評価を素直に受け止めながらも自分の進む道については自己責任で決めていく姿勢も大切。他人の評価や世間の声が常に正しいとは限りません。

禅問答の世界では問いに対する正解は1つと限らず
答えそのものよりも答えた人の境地が大切。答えは立派であったとしても本人の心の中から出たものでなければそれは正解とは言い難い。

この人の為に!良かれと思ってやったことが実際のところは本人にはあまり響いていないというのは凄く感じる事が多々あり、でも叱るというのもどう叱ればいいのか?というのも言葉を選びながらというのも感じます。

答えが無い所だからこそ迷う自分がいると、常々迷ってしまう事が宜しくないと思う所で、結局叱るもOK褒めるもOKでその人その人によって使い分けるか、自分の姿勢としてこれでいく!と決めるのか。偉大な経営者やリーダーを見ても最終的に素晴らしい方になったのは同じでも手法は人それぞれ様々だと

禅と知恵と古典に学ぶ人間学勉強会
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