東京思風塾3月6日(土)「美しい在り方とは」

東京思風塾

次回の東京思風塾は3月6日(土)「美しい在り方とは」で開催

前回は、【美しさは何ゆえに重要か】

思風先生から、時代的な背景を踏まえてお話頂き

経済、政治において醜い言動がなされている、報道されている。
現実に対しても「美しく生きる」ことを一人ひとり意識しながら言葉を慎み、行動を慎み、生活を立て直していく。人間関係でも美しさを意識しながら生きるという、新しい人類の生き方を日本発で世界に伝え、素晴らしい未来・世界・社会を作っていくことを考えていかねばならない年。
美しさの価値重要で大切なのか、根拠を話すことから始めたいと思います。

古くから、人間はこの真善美を求めるということが、人間における根源的、最高の価値だといわれる中

価値観としては「真善美」と横並びで言われているように、重要な価値と言われているが、真と善は判断基準が理性にある
「美」は感性
近代になって、経済学が発達するようになってきて、人間的活動というのは、真善美を追求するだけではなく、利という価値も追求するべきという考え方が出てきた
真善美+利

科学と哲学の違いから
科学は事実を探求し、知識を獲得する為に生まれた学問

哲学は
幸福欲を実現する、それを感性論哲学では定義しており
幸福を実現するためにはカントが述べた真善美そして利が存在するが
大切なのは
真善美を追及してしあわせになるか?

それだけでは本当のしあわせは手に入らない
感性論哲学では人生は意志と愛のドラマという人生哲学が存在し
意志と愛を追及する事によって、命の底から湧きあがるしあわせを感じることが出来ると感性論哲学では説いています。

何故意志と愛が必要なのかというと
命には2つの目的があり、自己保存と種族保存
これはあらゆる生命の目的に与えた目的であり、その生命の目的に合致したものでないと本当のしあわせには繋がらない。

自己保存が意志
種族保存が愛

真善美利は手段として活用するもの

【人間の美しさの根源は心の美しさ】

美しい心とは、考え方の違う者が仲良くお互いを理解しあえること
違いについては、宇宙の法則から考えることもでき

対存在
・闇があって光がある
・男がいて女がいる
・善があり悪がある

その様な対存在があってバランスよく成り立っている(=秩序がある)のが宇宙の法則
バランスが取れているというより、秩序が取れているから
違うものが協力しあって生きているから美しい

我々も宇宙の一部分という考え方からすると母なる宇宙がしていることと同じことを、社会という宇宙において実現しなくてはならない
美しい心を持つこと。考え方が違うものが、どうしたら協力しあって生きているか…ということを考えて生きていけること
どうしたら対立せずに生きていけるか、人間関係の美しさ=愛

人間一人ひとりの心の中に作らなくてはならない砦=愛=美しい心
秩序を作ろうとする心が美しい心
美しい心が美しい社会を創る

【人間の美しさの根源は心の美しさ】

美しい心とは、考え方の違う者が仲良くお互いを理解しあえること
違いについては、宇宙の法則から考えることもでき

対存在
・闇があって光がある
・男がいて女がいる
・善があり悪がある

その様な対存在があってバランスよく成り立っている(=秩序がある)のが宇宙の法則
バランスが取れているというより、秩序が取れているから
違うものが協力しあって生きているから美しい

我々も宇宙の一部分という考え方からすると母なる宇宙がしていることと同じことを、社会という宇宙において実現しなくてはならない
美しい心を持つこと。考え方が違うものが、どうしたら協力しあって生きているか…ということを考えて生きていけること
どうしたら対立せずに生きていけるか、人間関係の美しさ=愛

人間一人ひとりの心の中に作らなくてはならない砦=愛=美しい心
秩序を作ろうとする心が美しい心
美しい心が美しい社会を創る

また、2月は松前先生の講義で感性論哲学年代別子育て論の講座を開催

芳村思風先生から教育がどれだけ重要か、そして年代別に詳しく解説頂く講座になります。
教育は国家盛衰の要であり、国家盛衰の要であり、また企業昂沈、一家存亡を握る

子どもがどうなるか? 一家に関わるほどに、子育ては人生をかけた大事業

教育というのは、社会・人生において持っている偉大なる意味というのは、どこにあるのか?
仕事に成功するかしないかより、もっと根源的に重要な意味を子育ては持っている

「子供が問題を創ってくれなければ親は成長出来ない」

思風先生の講義から

「子供が問題を創ってくれなければ親は成長出来ない」
思風先生の講義から
親子関係と問題、悩みについての捉え方について教えて頂きました。
問題や悩みが無いことがいいのではなく問題や悩みが無いこと自体不幸である。
子供は問題を創ってくれる

子供が問題を起こすのはお父さん、お母さんが未熟だから
本当に子どもと向かい合えば親が子供に対してどういう親であるべきかは本能的に感じ取れる。
ただ、感性が鈍くて書籍を読んでそのとおりにやってしまうと
その子から学ぶべき本来の形が書籍から学ぶ子育てになってしまう。
愛を持って接するのはその子その子を見ながら
直接学んで何をするのがいいかを感じ取りながら接するのが親の愛
問題悩みが無ければ人間は成長しない
子供が問題を創ってくれなければ親は成長出来ない
問題に対する親の姿勢が子供に対する愛でもある。

「親が子供に伝えてほしい、美しい心を持った人間」

人間はみんな心を求めている
心がほしいというのは
認めてもらいたい、わかってほしい、好きになってほしい、信じてほしい、許してほしい、待ってもらいたい
勉強も大事だけれどももっと大事なのは心
美しい心を持つことが大事
それを10歳までに教えてもらいたい。
そういう自覚を子供に持たせる様にしないと、いじめっ子になったり、人を責めたり、悪口を言ったり
勉強は出来ても心が貧しい子供になってしまいやすい。
幼稚園ではみんな仲良くというのが言われているが、小学校に上がるとだんだん言われなくなってくる。
学校に関係なく生涯大切な事
教育について
・感性論哲学では、人材を創るよりも人物を創る
人材・人財ではなく、人物をめざす。
人材とは、能力において優れた人間。
人財と書いても同じで、宝ではあるが、
「ヒト・モノ・カネ」の経営資源として資本主義経済下ではとらえられています。
人物とは、能力と人間性においてすぐれた人間
人物教育の基本は美しい心
心を育てる事によってしか人物を育てることは出来ない。

「悩みがあるからこそ人間性が成長出来る」

問題があること

これを大人が教育者がわかってほしい。
問題が出てきたから叱る、問題をなくして安定がすべてではない(子供のチャレンジ精神を失わない様に)
問題は苦しめるものではなく、自分を成長するために出てくるもの

問題が出てくることより、問題に向かい合える子供になることが大切

思風先生がおっしゃられるのは
問題が出てこない道をいくのは現実からの逃避!
安きに流れる堕落の人生!

 

3月6日(土)「美しい在り方とは」
4月3日(土)「美しい会社とは」
5月1日(土)「美しい経営とは」
6月 思風会全国大会
7月3日(土)「美しいリーダーシップとは」
8月7日(土)「美しい人生とは」
9月4日(土)「統合という美」
10月 3日(土「善良精美は急ぎを禁ず①」
11月6日(土)「善良精美は急ぎを禁ず②」
12月 4日(土)「本年の総括と来年の展望」

 

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