昭和大仏にて大護摩祈祷会

昭和大仏で知られる青龍寺(青森市桑原山崎)は、1月1日から3日までの正月三が日、世界平和と参拝者の祈願成就を祈る恒例の「新年大護摩祈祷会(きとうえ)」を開催

大みそかは大仏や金堂、五重塔など寺院内の建物が特別にライトアップされるほか、鐘楼(しょうろう)が一般開放され、参拝者も「除夜の鐘」を突くことができる。

地獄極楽図というのがあり、
人が死に魂が抜け出していく場面に始まり
死体が朽ちていく様、死者の衣類をはぎ取る脱衣婆、血の池地獄、舌を抜いたり体を切り刻む鬼達、人を食らう竜、がりがりに痩せてお腹だけが膨らんだ餓鬼、恐ろしい三悪趣(地獄・餓鬼・畜生)の世界、そしてきらびやかな天の世界が描かれ

→これらを用い「善因善果、悪因悪果」(良いことをすれば、良い結果が、悪いことをすれば悪い結果がやってくること)や「勧善懲悪」、先祖供養の大切さが伝えられています。

地獄・餓鬼・畜生・修羅・天の世界は死後に生まれ変わる世界であると同時に今生に立ち現れる世界
生きている間も死んだ後にもこのような恐ろしい世界へ落ちていかないために善因となる心と行動と言葉を心がけなければなりません。
とのお伝えらしく、ご先祖様の供養をする場所として、大仏様の中の2階に上がると真っ暗の部屋の中に何百本とロウソクの明かりだけの部屋があり、当時県内から出兵し戦争の犠牲となった方々のためにという事で写真で見る様な綺麗な外観とは全然別の景色があります。